「ガイアの大穴」の地中に封印されていた「伝説の聖機兵」にして「破壊の代行者」。
「守護の代行者」であるガンレックスとは対になっている。
元々はスダ・ドアカワールド12神の一柱である『地裂神ガイアス』が、兄の『地融神イシュタ』とともに、『覇界神バロックガン』との戦いでスペリオルドラゴンが不在となったスダ・ドアカワールドへ干渉しようと作り上げた神の代行者。
自己の意思を持っているため自立稼働ができ、ガンレックスとは異なり操縦者を必要としない。そのために暴走してガンレックスと戦い始めてしまい、思惑が外れて興味をなくした二柱が去った後にスダ・ドアカ・ワールドの人々によってようやく封印され眠りについていた。
武器は一切持たず、手から魔法弾を放つほかに自身が発する光に当たった者を文字通り倒す力をもつ。
邪騎士バウとその部下によって掘り出されたことで復活し、ガンレックス相手に真聖機兵となるべく戦いを挑む。白金の盾を装備したガンレックスをはるかに凌ぐ力を持ち(この時のガンレックスのMPが150000に対し、こちらは倍の300000)、強力な魔法弾による攻撃でこれを圧倒。大地の割れ目に叩き落として勝利したかに見えた。
しかし進化して飛行能力を得たガンレックスが舞い戻ったことで再戦となるも、パワーアップしたガンレックスには敵わず、頭部を貫かれて敗北する。
その後、力を譲渡して力尽きた残骸はネオジオンによって回収され、最終決戦でジーク・カロッゾと融合。ルーンカロッゾとなってしまう。
数十年後の鎧闘神戦記ではバロックガンに残骸が再度リサイクルされ、幻魔皇帝アサルトバスターの皇帝機兵アジバルドの残骸と融合させられて「アジバレックス」となってユニオン軍の前現れた。