レイ・セフォーとは、ニュージーランド出身のキックボクサーである。K-1GP00年準優勝。
南海の黒豹。180センチ。
1996年にK-1デビューしたが当時はまだクルーザー級(90kg前後)だったため徐々に増量、2000年にマイク・ベルナルドの代理でGPに出場し一気に準優勝した頃から活躍し始め、00年横浜の予選トーナメントとGP決勝トーナメント(いずれも準決勝)でシリル・アビディ、01年マーク・ハント、02年ベルナルドとのノーガードの殴り合いを繰り広げた(2001年の大阪での予選トーナメント、秋に福岡での世界最終予選に出場し初戦を突破したが、いずれも怪我で途中棄権となり、その年のGPには進めなかった)。
必殺のブーメランフックとスピーディなフットワーク、マーク・ハント並みの打たれ強さとショーマンシップ溢れるファイトスタイルで王者には届いていないがアンディ・フグ達四天王に並ぶ大人気選手の1人だった。
03年と05年のGP決勝トーナメントでは風邪を引いて体調最悪、07年の開幕戦でも体調最悪と、現役終盤は体調不良になる事も多かった。
ピーター・アーツとは1勝2敗、ステファン・レコとは1勝1敗、アビディとは1勝1敗、アーネスト・ホーストには3戦全敗、セーム・シュルトには2戦2敗。
K-1では01年10月~06年9月までワンマッチでは無敗だった。
現在は現役を引退し、アメリカで総合格闘技団体を運営している。
2001年12月、セフォー本人も知らなかったため記者に質問した所、ブーメランフックは雑誌の編集者が名付けたそうで、車田作品の「リングにかけろ」に出てくるキャラが使っている技から持ってきたらしい。