概要
アードラシア帝国・第八皇子。18歳
主人公アルノルト・レークス・アードラーの双子の弟で剣、魔法、政治のどれをとっても高水準でこなす天才肌。加えて思いやりにあふれて自然と味方を増やす絵に描いたかのような温和な貴公子。
人物
出涸らしと揶揄される兄とは対照的に全てに勤勉に取り組むことで、今日に至る民や臣下達の信頼を獲得してきた亡き皇太子ヴィルヘルムに最も近いと目される人物。
兄と双子なだけあって入れ替わっても分からないほどに顔はよく似ているが、アルノルトと比べれば目つきは柔らかく身だしなみにも気を遣っている。弱点としては人が良すぎることで、そこだけは臣下達にも懸念されていた。しかし、アルノルトが徐々に頭角を現すとレオナルトに欠ける冷徹な判断を下せる参謀がいると認識され、二人の勢力は兄達からも無視できないものになる。
整った容姿と皇子にふさわしい振る舞い故に平民の娘や貴族令嬢からも絶大な人気を誇り、帝位争いでアルノルト・レオナルトの陣営に協力したクライネルト公爵家の令嬢フィーネ・フォン・クライネルトとの釣り合いが最も取れており、フィーネが帝都へ来た頃は民の間で二人の恋物語が噂になるほどだった。
帝国一の美女と謳われるフィーネの結婚最有力候補になるレオナルトであるが、本人は数年前に出会った隣国のペルラン王国の聖女レティシアを一途に想い続けている。
エルナ・フォン・アムスベルグとも仲が良く、クリスタ・レークス・アードラーにもアルノルトと並んで全幅の信頼を寄せられている。
関連タグ
フィーネ・フォン・クライネルト エルナ・フォン・アムスベルグ