概要
フォーゲル大陸で三強とされるペルラン王国の救国の聖女。19歳。
弱冠12歳で四宝聖具の一つ、聖杖に選ばれてイーグレット連合王国を初めとした複数の国との戦争で敗戦すると思われた王国の危機を救った。そうした活躍と武勇故に大陸規模で絶大な人気と知名度を誇る。
本編の五年前にアルノルトとレオナルトに出会い、僅か二日の交流で深い友誼を結ぶ。特にレオナルトにとっては初恋の相手。
王国でも数少ない鷲獅子(グリフォン)を乗りこなす鷲獅子騎士でもあり、部下の鷲獅子騎士達の人望も絶大。初めて乗った鷲獅子が死んでからはその子供達の母親代わりでもあり、内一頭の白い鷲獅子ブランに乗っており、兄弟の黒い鷲獅子ノワールは気難しくレティシア以外には懐いておらず、そのレティシアですら乗りこなせない。
人物
アルノルトからは真っ白な雪のように美しく、穢れを知らない女性と評価され、神秘的な雰囲気を持つ淡い金髪と蒼い瞳の美女。唯我独尊のオリヒメ・クオンでさえ思わず見とれ、自分から三番目に美しいと認めるほどの美貌(因みに二番目はフィーネ)。
王国を愛し、結果自らが命を落とすことになろうともその運命を受け入れるほどに祖国にその身を捧げている、救国の聖女の模範とも言えるような生き方。
ただし、普段の彼女は悪意には毅然と向かう一方で善意にはめっぽう弱い。また負けず嫌いで意地っ張りな面もあり、度々アルノルトには自分が年上と強調して張り合っており、こちらがレティシアの素顔。
余談
ヒロインと言っても、フィーネやエルナと違いアルノルトとの絡みは少なく、専らレオナルトとの関係が重視されており、レオナルトのヒロインと呼ぶべき人物。