正式名称は『レッドタートル ある島の物語』
概要
監督はジブリ初の外国人であるマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットを起用。また、全編セリフなしのサイレント映画という、歴代ジブリ作品の中でもかなり異色のものとなっている。
無人島に漂着した男と、そこに突然現れた女との交流が描かれる。
平成に公開された最後のジブリ作品でもある。
評価
カンヌ国際映画祭では「ある視点」部門賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされるなど、専門家からの評価は高かったものの、前述の通りサイレント映画だったことに加え、同時期に公開されていた「君の名は。」や「シン・ゴジラ」といった大作映画の影に埋もれ、興行的には全く振るわなかった。