概要
『レニフィルの冒険』(レニフィルのぼうけん)は、石田和明作の漫画作品。『月刊少年ギャグ王』にて1994年5月号から1997年1月号まで連載された。
人間、エルフ、ダークエルフ、ドワーフ、ゴブリン、ケンタウロス、ノーム、ワーキャット等の様々な種族が出てくる王道ファンタジーもの。
主な登場人物
- カイル
1巻から登場。主人公。真面目で正義感が強く、お人よしな性格の少年。城の近衛兵になることを夢見て、生まれ育ったアマト村を旅立つ。
魔法は使えず、戦いでは専ら剣を振るって戦う。純情で女性には奥手。
- レニフィル
1巻から登場。裾野の森に住むエルフの少女で森の番人。通称「レニ」。
勝気な性格だが、閉鎖的な世界で生まれ育ったため世間知らず。
身体能力は優れているが、魔法の実力は非常に低い。本人も「自分は魔法を使わせたら最低のエルフ」と言っている。
- シルカ
1巻から登場。黒の森のダークエルフで「図書委員」を務める。戦闘スタイル的には魔法使い。大人びた容姿の美女でスタイルがいい。
図書館から月のティアラと魔道書を持ち出したレニフィルたちを追ってくるが、彼女のあまりの魔法の酷さに指南役を買って出て、そのまま彼らの旅に同行する。
戦闘では魔法を使い、中でも火の魔法をよく使っていた。