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概要

アニメ『ダンボール戦機W』26話に一瞬だけ登場した、架空の作品「レーザービーム執事」のコスプレをした灰原ユウヤのこと。

眼鏡執事服に銃(元ネタとされる作品の名称からして恐らくレーザービームを放つものと思われる)という女性ファンをホイホイしそうな姿に多くの大きいお友達が食いついた。というか、コスプレで執事服に眼鏡ってそれなんて乙女ゲー……ゲフンゲフン

しかし、前述の通りこの姿が映ったのはほんの一瞬で、その直後にユウヤはスパイジャーマンなる全身タイツ目出し帽のコスプレをして、「うん、これが一番カッコイイかも」と発言し、その後のバトルにもそのままの格好で出場している。しかも、ユウヤは元から右目が前髪で隠れているので、目出し帽から見えている部分もなんだかおかしなことになっている。しかし、タッグを組んでいたアリス曰く「スパイジャーマンのコスプレが似合う人なんて初めて見ました!」

そもそも

26話にてユウヤと大空ヒロが出場した大会・BCエクストラスはコスプレをして参加することが必須条件という大会であり、その過程でユウヤはおよそ6パターンものコスプレを披露している(熱気転身ファイトマン、地底警察モグルンジャー、プラネットライダー、レーザービーム執事、スパイジャーマン、リュウビで6つ)。更に、27話ではリュウビのコスプレを披露。

最早、25~27話はユウヤ回と言っても過言ではない。

また、「プラネットライダー」のコスプレをしたユウヤが演技の一環として「月に向かって土下座しろ!!」と言ったり、そのコスプレをしたユウヤに向かって観客の一人が「チクショー、イケメン爆発しろ!!」と叫ぶなど、色々と妙な方向へ突き抜けた回でもあった。公式の容態が心配になった人も多いかもしれない。

その一方で、無印のユウヤの様子や彼の過去を知っていれば、この回は全く違う趣を見せる。ユウヤを見ていた山野バンの「あんなに楽しそうなユウヤは初めて見たよ」という発言を「重い」と感じた人は少なからずいるはずである。実際、27話ではユウヤの過去にはっきりと触れられることとなる。

25話で「目に映るもの全てが新鮮」と語り、ヒロの影響でセンシマンに興味を持ったりと、次々と新たな道を切り開いていくユウヤ。その様子を暖かい目で見守るのもまた、一興ではなかろうか。

……とは言え、新たな人生への第一歩を踏み出した結果、彼がオタク化への道に足を突っ込むことになるとはどこの誰が予想したであろうか。だいたいヒロのお陰である。

余談

ちなみに第26話の「オタクロスのオタ知識」では宇宙英雄センシマンが紹介され、「かつて日曜の某サッカーアニメの裏で放送されていた特撮ヒーロー番組デヨ」という詳細が明かされた。言うまでもなく、これはイナズマイレブン(FF編)の事であるが、2008年当時は日曜9:00の放送であり、センシマンの元ネタになったニチアサとは放送時間は被っていない(今ではニチアサの特撮ヒーロー番組は日曜9:00の放送が当たり前になっており、ある種の予言になっている)。

直接の元ネタはこっちであるが。

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