CV:大木民夫
概要
スペースコロニー「フロンティアⅣ」にてロイ戦争博物館を経営している初老の男性。通称「将軍」とも呼ばれる根っからの武器マニアで、折から変人として有名だったが、クロスボーン・バンガードの襲撃に際しては、博物館に展示されていた骨董品クラスの旧式MS「ガンタンクR-44」を引っ張り出し、シーブックらを唆して配下に加え、意気揚々と迎撃に乗り出した。しかし、満足な稼動状態にすらないオンボロのMSで戦闘などこなせるはずもなく、爆発に巻き込まれコクピットから投げ出されて死亡した。
また、博物館を出る時に館内にあったシェルターへの出入り口を潰してしまっており、生き残ったシーブックらが戦闘の真っ只中を突っ切らなければならなくなる原因を作った。
ちなみに、登場人物の一人であるアーサーとは苗字が一緒だが、血縁関係は一切なく赤の他人である(ノベライズ版では仲間から「親戚か何かか?」と聞かれ、即座に「あんなのと親戚なわけあるか!」と否定されている)。
『デイアフタートゥモロー カイ・シデンのメモリーより』にも登場しており、ズム・シティの一年戦争展のMS展示へ所有しているコレクションの貸し出しを行っていた。
展示してあるジオン系MSの4分の1がロイの私物であるという。展示内容を見に来たところ、展示内容がロイから見て問題があるものであったため兵器関係のオブザーバーを買って出たという。
一年戦争展で展示してあるガンキャノンのコクピットブロックがコアブロックコクピットではなくジェガンの全天周タイプのものを使用しているという点を問題視しており、ロイはカイからもコクピットの件で進言するように頼んでいた。
軍の上層部とコネがあるらしく、将軍の称号は買ったものではないかと言われている。
フロンティア・サイドの建造計画では仲介を行っているという噂が語られた。