概要
元々は製図用に作られた筆記具。ミリペンと同じように一定の太さの線を引くのに適しており、太さを変えるときはペン先(または本体ごと)を交換する。
ミリペンと違い金属製のペン先を持ち、専用の製図用インクのカートリッジを使うためペン先の破損や上から消しゴムをかけた際のかすれを気にする必要がない。
ロットリング登場以前の製図はGペンを慎重に均一な太さで引くように使うか、からす口という特殊なペンで太さの違う線を引き分けていた。
欠点としてはこまめに清掃をしないとペン先が詰まったりする他、何より高額なことが挙げられる。
(一本2000円以上する物も多い)
ただし使い方を把握してしまえば非常に使い勝手の良い画材である。