概要
ラングリッサーⅣ
前作の舞台エルサリア大陸の西に位置するイェレス大陸。その大陸の北部にあるレーゲンブルグ連邦王国を治めるクレオネス大王の長女で、フレデリックと言う弟がいる。
4将軍の一人で貴族出のアルダンとは相思相愛で婚約していた仲だったが、アルダンと同じく将軍の一人であったギザロフの暗躍により彼女の人生は大きく狂わされることになる。
リヴァース元帥に謀反の罪を着せて粛清し、新たに元帥の地位に就いたギザロフの謀略によって引き起こされたカコンシス王国との戦争に敗れたアルダンが失脚。
一部隊長に格下げとなったアルダンは同輩だったランフォードの部隊に配属され、陽動部隊を率いてランディウス達と戦い戦死してしまった。
実は宰相の息子である「ラッセル」という、もう一人の婚約者がいたが、ギザロフの出世を妬んだ宰相のスパイ行為が発覚したことにより巻き込まれる形で失脚してしまう。
2人の婚約者を失い悲嘆にくれる彼女を慰めたのは、ギザロフの息子クルーガーだった。
アルダンの戦死やラッセルの失脚に激しいショックを受けた病床のクレオネス大王は病を悪化させ明日をも知れぬ命となってしまう。
死ぬ前に娘の花嫁姿を見たいと言う父の願いを聞き届けた彼女はアルダンの死後自分を慰めてくれたクルーガーと結婚するが、それこそが王位権を息子に得させ王国を乗っ取ろうとするギザロフの目論見であった。
結婚後にクレオネス大王が死んだのを見届けるやギザロフは彼女を幽閉。あらかじめ洗脳したクレオネスに書かせておいた遺言書を盾にフレデリック王子から王位権を奪いクルーガーを新たな大王の座に就けてしまった。
フレデリック王子はクルーガーから王位を奪還すべくギザロフに反感を持っていた宰相と手を組みランフォードやバルクを従え兵を挙げるが、ギザロフに力を与えた邪神ゲンドラシルの使い魔魔神グラーズに憑依された宰相に殺され反ギザロフ軍は崩壊した。
ラングリッサーⅤ
ランディウス達の活躍によってギザロフ親子が倒された後は亡父の跡を継いで女王となった。しかし半ば箱入りの状態からいきなり女王となったため、連邦内の不穏な動きを見抜けなかったりと不慣れな部分が目立っていた。
ラングリッサーモバイル
時は流れ約150年後。謎の奇病「水晶病」が蔓延した事が切っ掛けで、分裂と内戦を繰り返し「帝国」となったレーゲンブルグに彼女と同じ名前と似た容姿を持つ女性が女王として君臨している。
その正体は正真正銘の同一人物。自身も水晶病にかかり、不老となり水晶を操る力を得た。
奇病と戦争からレーゲンブルグを救うため何度も力を振るい苦難に立ち向かうも、現代では心が折れ冷たい心の持ち主となってしまっている・・・