ローランサンとはSoundHorizonの楽曲『Roman』の登場人物である。
台詞のみの登場で彼自身が歌うことはない。彼の名前だけが登場する楽曲も存在する。
『Roman』内で明確な外見が描かれていないためpixiv内では基本的に漫画版のビジュアルに則したイラストが多いが、中には『少年は剣を…』の少年を用いた作品もある。
これは「緋色の風車」が前述の『少年は剣を…』に先行収録されていたことによる。
メディアミックス
漫画『Roman』(桂遊生丸作)
小説『Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語』(十文字青著、左挿画)
漫画『Nein ~9th Story~』(『涙では消せない焔』加藤よし江作)
漫画『Roman』(桂遊生丸先生の解釈)におけるローランサン
「見えざる腕」「緋色の風車」「天使の彫像」にて登場した彼
名前はソレイユ=ローラン(Soleil=Laurant)またはローランサン(Laurencin)。
「天使の彫像」
母親の灯を奪って この世に灯った小さな《焔》。として登場
オーギュストは自分から遠ざけるため、幼い彼を孤児院の前に捨てた。
「見えざる腕」
2人のローランが織り成す復讐劇の舞台に「不意に飛び出した」男。
「緋色の風車」
彼の少年時代の物語。対人恐怖症、喘息の様な描写がある。
「呪われし宝石」にて登場した彼
イヴェール(盗賊)の相棒。彼と共に《殺戮の女王》を世に解き放った。
「見えざる腕」等に登場する同名人物との関連性はない(?)
小説『Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語』(十文字青先生の解釈)におけるローランサン
「見えざる腕」「緋色の風車」にて登場した彼
名前はジル・ローランサン(Gilles・Laurencin)。
「緋色の風車」
ヴァルジュ村の住人。遠縁のドニ、アレットに引き取られ
彼らの実子たちと暮らすみなしごの少年。小作人。
「見えざる腕」
赤い風車。死神とも称されし赤髪の騎士を追って酒場に現れた、まだ若そうな旅人風の出で立ちの男。
漫画版との大きな相違点
「天使の彫像」との関連性がないため出自が異なり、その代わりではないが
前作の 彼 も登場する。他はネタバレとなる為、割愛。
「呪われし宝石」にて登場した彼
イヴェール(盗賊)の相棒。W曰く、その腕前はなかなか見事なもの。
「見えざる腕」等に登場する同名人物との関連性はない。
『Nein』または漫画『Nein ~9th Story~』におけるローランサンについて
『Nein』とは「過去作の『否定』」がテーマのため
『Roman』とは異なるIFストーリー展開がされている。
「涙では消せない焔」にて登場した彼
ローランサン(Laurencin)将軍と呼ばれている。
『剣』ではなく『楯』を選んだ男の物語。