イヴェールとは、SoundHorizonのアルバムRomanに登場する人物。
フルネームはイヴェール・ローラン(Hiver Laurant)。ハイヴァーでもヒベールでもない。
概要
「其処にRomanはあるのだろうか?」の台詞で有名な、生まれてくる前に死んでしまったらしい冬のお方。イヴェールとはフランス語で冬を意味する。
「オルタンス」と呼ばれる紫陽花の姫君と「ヴィオレット」と呼ばれる菫の姫君に「僕の代わりに廻っておくれ」と世界中を旅させている。
生まれてないから何もできないということで、自分で物語を探すのもムリだから姫君に頼んでいる。
…はず。たぶん。
Pixiv内だともっぱらニートやら引きこもり扱いされている。頑張れ冬っこ。
3人のイヴェール
Roman内には「イヴェール」の名を冠した男が3人登場している。関係があるのかどうかは不明。
- 生まれて来る前に死んで行く「イヴェール」
この項でも主に紹介している、朝と夜の物語のメインボーカルを務めるイヴェール。
通常「イヴェール」とだけ言うなら彼を指す事が殆ど。
オッドアイと両頬の紋章が特徴だが、そもそも公式のイラストが存在するのは彼のみ(他2人は漫画版では容姿が与えられている)。
他2人と区別する際は「冬の天秤」「冬の子」「冬の人」等と呼ばれる。
- 盗賊の「イヴェール」
呪われし宝石冒頭と末尾に台詞のみで登場するイヴェール。
ローランサンという男と組んで活動している盗賊。他のイヴェールに比べ性格や口調が刺々しいというか男らしいというか。
- 穴を掘った「イヴェール」
呪われし宝石中盤に歌で登場するイヴェール。
妹・ノエルの為に鉱山で穴を掘り続けた。然し……
他2人と区別する際は「兄」「穴掘り」等と呼ばれる。