「オイラナンカ 食ベテモ ウマクナイゾ!!」
概要
リンクの相棒を務めるオウム。『初代ゼルダの伝説』の最初期のコミカライズ作品に登場するオリジナルキャラクター。
台詞は常に漢字とカタカナで表記される。
性格
自己保身に長け金欲が強く、臆病で調子に乗りやすい。
ガノンの手下たちに追われていたインパを助けに入ったリンクに対し関わるのはやめようと言ったり、インパが衰弱しした時は悲しげにハンカチを噛んだりと、良くも悪くも人間臭い性格。
インパからの遺言で知恵のトライフォースの欠片集めを託された時も嫌がっていたが、リンクがゼルダ姫に惚れていると気づいてからは文句は言わなくなった。
終盤では少年ビリーと仲良くなる。
続編では人間に対して否定的ということが判明する。綺麗だと思ったのはゼルダ姫しかいないと述べ、人間が強いのは武器を持っているから、頭がいいのは人を騙すためと述べている。
活躍
初代ゼルダの伝説
中盤では妖精の泉の水を飲んだことで巨大化してしまい、この時のみ相撲取りよろしく魔物たちを蹴散らすという活躍を見せた。しかし長続きはせず元に戻ってしまった。
ガノンの神殿の戦いでは魔法の杖を手に参戦。残像の動きでリンクを苦戦させていたウィズローブの本体をビームで撃ち抜いて倒すという快挙を遂げた。
ラストバトルでは空を飛んで逃げたガノンに対し、リンクから体力回復の薬を飲むように言われたことで再び巨大化。今度は気合を入れたことで翼が長く伸びたスマートな体格になり、リンクを乗せて飛翔。ガノンに追いつき、リンクにトドメの一撃を入れさせた。
リンクの冒険
レギュラーとして続投。当初はリンクと離れて暮らしており、その間に妻をめとって子作りに励み父親になっていた。気恥ずかしさからか合流した当初は隠していた。
家庭を持ったものの再びリンクの相棒となり、家族そろって同行することに。
ダークリンクとの戦いでは絶体絶命のリンクを見て意をして庇い、弱りながらも「オマエガ ホントノ リンクダ」と鼓舞して勝利に導いた。
ワットは死亡したかに思われたが実は気絶していただけであり、リンクを喜ばせた。
エンディングではリンクと共に宛てのない旅に出ることが示唆されている。