ムジーク発動時の台詞「Hört die Musik der Revolution!(ドイツ語で「革命の音を聞け!」)」
CV:松岡禎丞
概要
TVアニメ「クラシカロイド」に登場するキャラクター。2期第1話より登場。
音羽館にコビトカバの「ドボちゃん(ドヴォルザーク)」とともにやって来るアホ毛の美少年。
音羽歌苗の母・日芽歌の手紙を持参し、歌苗の生き別れの弟・ワタルを自称する。
音羽館に住むようになり、歌苗の前では無邪気に子供らしく甘えるが、その陰で住人のクラシカロイドには辛辣な物言いをし、ついにはベートーヴェンとモーツァルトの部屋を乗っ取ってしまう。
正体はワーグナーのクラシカロイドだが、ムジークが発動出来なかったため三弦により、「出来損ない」の烙印を押された事でドボちゃんと共に脱走し、紆余曲折を経て歌苗の母日芽歌と出会い、音羽館にやってきた。
その後、『革命』を果たすべくバッハの元でクラクラの新プロデューサーとなり、成功と共にバッハのムジークを奪い、アルケー社を乗っ取って表舞台に立った。
女性に対しては初心な面があり、女性と向き合うと赤面し、リストに対しては嫌味が通じず本性を見抜かれているのもあるが、彼女の博愛主義と抱擁癖に苦手意識を感じている。
また、腹黒い裏の顔を持っているが、歌苗と日芽歌に対しては心から慕っている。また、モツの繰り広げた合コンで出会った歌苗の友人の海月に対し、彼女の姿勢に『革命』を感じて追いかけたり、荒んだ生い立ちを歩んだために自分を受け入れてくれる母性には弱い。
第15話にて身長140cm、体重35kgであることが判明。
ムジークリスト
編曲は「蔦谷好位置」が担当している。
ムジークの登場回及びボーカルなどの詳細については「クラシカロイドの音楽一覧」を参照。
曲名 | 効果 |
---|---|
make the revolution ~ワルキューレの騎行より~ | 他のクラシカロイドのムジークを奪い、演奏する。 |
関連タグ
以下、『クラシカロイド』第2期の後半のネタバレを含みますので、閲覧には充分にご注意ください。
18話にて第2のムジークを発動させるも、制御出来ないどころか右目が赤紫色に変色し禍々しいオーラを漂わせながら、暴走させていき、22話では、ベートーヴェンやモーツァルトをはじめとした全てのクラシカロイドのムジークを奪ってしまった。
以下、『クラシカロイド』第2期最終回までのネタバレを含みますので、閲覧には充分にご注意ください
実はワーグナーがムジークを使えないようにしたのは、彼を作り出した音羽響吾本人であった。
まだワーグナーが目覚める前に既にムジーク暴走の兆候が見られ、響吾がワーグナーの身に危険を及ぼしたくないという思いから途中でワーグナーの曲を聴かせる事をやめ、そもそも彼にはムジークを使えるか使えないかはどうでもよく一人の人間として家族になって欲しかったという思いからムジークを封印されたクラシカロイドとしてワーグナーを誕生させるも、それが仇となり、ワーグナーは自分を『出来損ない』にしたのがこれまで信じていた響吾自身であるという事実にショックと怒りから第3のムジークを発動させ、アルケー社をヴァルハラ城のような形に変形させ、全てを拒絶し閉じこもってしまう。
しかし紆余曲折あって歌苗との対話を通じて和解し、アイドル業も引退した様子。