「ゴメンゴメン!一旦、ゴメ~ン!」
概要
CV:奈良徹
No | 59 |
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種族 | フシギ |
ランク | D |
スキル | 謝罪(サボった時に味方一体を回復する) |
好物 | カレー |
こうげき | はたく |
ようじゅつ | 電流の術 |
必殺技 | その場しのぎの術(とりあえず一旦味方全体をおはらいしつつHPを回復する) |
とりつく | ナメた態度にする(とりつかれた妖怪はナメた態度が嫌われて常に敵から狙われる) |
どんな問題をおこしてもその場しのぎの謝罪で、どんな批判もヒラリヒラリとかわしてしまう。何があっても反省しない妖怪。(妖怪大辞典より)
一反木綿がモチーフの妖怪。黄色い身体で、四つの腕、腹部に「一旦」の文字があるのが特徴。
「ゴメンゴメン!一旦、ゴメ~ン!」が口癖で、!をwに変えてみると驚くほどムカつく。
レベル30であやまり倒し(些細なことでも謝り倒す)に進化する。この時、ようじゅつが雷属性から土属性に変化すると言う、これまでのレベル進化妖怪には無い異例な進化を遂げるようだ。
そんな彼、なんとコロコロコミックの読者応募から採用された妖怪である。
妖怪ウォッチ2の脚本家を務める加藤陽一氏曰く、
「“そういうヤツいるよね”というあるある感といい、名前といい、デザインといい、スゴく秀逸で、全会一致で採用しました。いまだによくできてるな~と感心。」
とのこと(ツイッターより)。
入手方法は、2014年7月15日発売「コロコロコミック8月号」特典のQRコードから。
『妖怪ウォッチ3 SUKIYAKI』では、一旦ソーリーという派生種が登場した。
アニメ
初登場は30話。
取り憑いた人間に悪質なイタズラをさせるだけでは飽き足らず、必ず「ゴ~メンゴメ~ン!一旦ゴメ~ン!」と、誠意の欠片もない言い方に悪ふざけに満ちたジェスチャーも加えた謝罪までさせる為、取り憑いた者の人間関係を滅茶苦茶にぶち壊しかねない、妖怪の中でも最悪度の一二を争う程の性質の悪さを見せる。
取り憑かれた人間に待っているのは、悲惨なまでの災難である事にまず間違い無い…。
劇中ではケータに取り憑いてイタズラの限りを尽くし、なおかつ謝罪の際に上記の謝罪をした為に、クラスメイト達を怒らせる羽目になった。
イタズラされた上にあんな悪ノリとしか思えないふざけた台詞を言われたら誰だって怒る。筆者だって怒る。
当然取り憑かれたケータ本人は、クラス内で孤立してしまう事になり、ウィスパーに不自然さを指摘された事で妖怪の存在を確信し妖怪ウォッチでその存在を突き止めたケータは、自分のクラスメイトとの関係を壊した一旦ゴメンに激怒する事になる。
ケータ達は反省の色の「は」の字も無い一旦ゴメンに対してある制裁を行った。
それは、メラメライオンの炎のタテガミで燃やすという方法だった。
これには一旦ゴメンもマジな顔になってパニック状態に陥り、幸い居た場所が河川敷だったため、河に飛び込んで火は消せたが、燃やされて怒り心頭の一旦ゴメンに対しケータ達は「ゴ~メンゴメ~ン!一旦ゴメ~ン!」と言い返すのであった。
そんな彼等に一旦ゴメンは「ゴメンじゃねーよこの野郎!」「ゴメンで済むなら警察はいらねー!」とお前が言うな的な台詞を返した。
どうにか一旦ゴメンを成敗する事に成功したものの、取り憑かれたケータはクラス内の人間関係を修復するのには、苦労したに違いない。
わすれん帽に頼んで、クラスメイト達の記憶をやむなく操作したかもしれない…。
32話「妖怪 万尾獅子」
万尾獅子の言いくるめによって結局宿題出来なかった際に、最後の手段としてケータに呼び出されて取り憑いた(零式のフシギ族初召喚なのだが召喚シーンはなく、案の定先生に怒られた訳だが)。
テレビ絵本版
ジバニャンにとりつき、ケータの漫画をチョコで汚したうえ、誠意の欠片もない言い方に悪ふざけに満ちたジェスチャーも加えた謝罪させた。その後、一旦ゴメンがジバニャンとブシニャンにいたずらをしまくっても動じなかったが、ニャーKBのポスターにキスしようとしたらジバニャンとブシニャンの滅多打ちを喰らってしまう。それに一旦ゴメンはキレるが、ケータ・ウィスパー・ジバニャン・ブシニャンは「ゴ~メンゴメ~ン!一旦ゴメ~ン!」と言い返したのであった。
コロコロコミック版
初登場は「それ、あやまる気あるの!?」から。
アニメ同様ケータに取り憑いているが、ウィスパーとジバニャンの喧嘩になぜかケータが謝っているため、ウィスパーにあっさりと看破された。
「怒りのない天国という国へ招待する」と称してジバニャンの首を絞めて息の根を止めようとしたが、ジバニャンの尻尾の炎が燃え移ってしまい敗北する。
その後、他人のためにその能力を使うためにジバニャンとウィスパーにとりついてお互いに謝らせようとするが、お互いに頭をぶつけてしまい火に油を注ぐ結果になった(よほどの責任を感じたのか、一人称が「オレ」から「わたし」に変わっている)。