ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

「知らん顔で逃げ出すわけにはいかないんだよ。一条の、長男としては」

プロフィール

身長179cm(一年生九校戦時)
体重77㎏(一年生九校戦時)
誕生日2079年7月23日
年齢16歳から21歳
使用魔法『爆裂』『海爆』『叫喚地獄』『偏倚解放』など
CAD赤い拳銃携帯の特化型CAD、ブレスレット形汎用型CAD、海爆を使うためのCAD
役職十師族一条家の次期当主、国立魔法大学付属第三高校の生徒、風紀委員、国家公認戦略級魔法師、国立魔法大学
異名『クリムゾン・プリンス』
家族構成父・一条剛毅 母・一条美登里 妹・一条茜 妹・一条瑠璃
CV松岡禎丞

概要

北陸・石川県金沢市にある国立魔法大学付属第三高校専科(一科)に所属する男子生徒

十師族のひとつ、一条家の長男で次期当主を務める一条家のナンバー2。学校では風紀委員を務めており、二年生時点で第三高校の実質のトップと見なされている。

佐渡侵攻事件では弱冠13歳で父、剛毅の組織した義勇軍に志願し、敵味方の血にまみれて戦い抜いたという功績から「一条家のクリムゾン・プリンス」の二つ名をあたえられた。本人はこの二つ名を仰々しく思っており、気恥ずかしげな様子を見せている。

赤味を帯びた光沢の拳銃形態の特化型CADを所持しており、左腕にはめたブレスレット形状の汎用型CADも併用している。

一条家のお家芸である「爆裂」を自身も得意とし、自身の二つ名の由来ともなった。

広い肩幅に細い腰、凜々しく若武者を想起させる外見で、女性受けしそうな顔立ちをしている。

家族構成は父、母と2人の妹の五人家族で、妹たちについて「顔はそこそこ可愛いくせに可愛げがない」と評価するなど将輝は兄妹仲は良くないと思っているが、吉祥寺真紅郎からは仲が良いと評価されている。

性格

性格としては、正義や義務、礼儀を重んじるが、清濁併せのむ器も兼ね備えている。文武両道かつ、戦場経験が豊富で、カリスマ性やリーダーとしての風格を若くして身につけている一方、好戦的な面も持ち合わせており、灼熱のハロウィンでは積極的に戦闘に参加していた。

他にも一条家に従う魔法師は家族に準じる庇護すべき存在として一条家の人間が守らなければならない仲間だという信念を父剛毅から受け継いでいる。

また、十師族としての責任感が強く、佐渡侵攻事件の時は自ら責任感に突き動かされて志願したり、灼熱のハロウィンの際は「知らん顔で逃げ出すわけにはいかないんだよ。一条の長男としては」と引き留める吉祥寺を説得し単身で戦場となった市街地を踏破し魔法協会の魔法師達に加勢した。古都内乱編では千葉エリカ西城レオンハルト吉田幹比古の窮地を救っており、礼を言われると「十師族としてあんな悪質な魔法が市中で使われているのを見逃すわけにはいかないからな」と答えている。

男女観については伝統的な価値観を持っており、続魔法科高校の劣等生メイジアン・カンパニー二巻で男が女を置いて逃げる状況に際しては魔法師の実力に性差はないとしながらも嫌悪感を覚えている。

実力

魔法の実力は司波達也が「飛び抜けて優秀な魔法師」と手放しに評価するほどで、魔法の息継ぎの上手さは司波深雪にも匹敵するなど、17歳時点で既に百戦錬磨の一流の戦闘魔法師として知られている。

2097年7月8日には司波達也から術式の提供を受けた吉祥寺真紅郎が完成させた戦略級魔法『海爆』を実戦投入し、日本で二人目の国家公認戦略級魔法師となった。

第三高校卒業後は国立魔法大学に進学した。

恋愛事情

九校戦編にて司波深雪に一目惚れし、常に彼女の傍に寄り添っている司波達也をライバル視していたが、達也が深雪の実の兄である事を最終日のパーティーまで気付かないでいた。

意中の人である深雪の前ではいつも通りに振る舞えなくなってしまうが、ヘタレというわけではなく、九校戦の最終日のパーティーでは深雪のパートナーとして一曲踊った。

真紅郎には達也を倒すまで深雪には告白しない旨を宣言しているが、再び戦う機会に恵まれないまま達也と深雪の婚約が発表された。そこで父剛毅の計らいにより一条家は司波兄妹の婚約の破棄を求めると同時に深雪へ婚約を申し込んだ。

この際に一条剛毅は長男であり次期当主である将輝を「深雪と婚約してもらえるのならば将輝は四葉家に差し上げる」との発言をしており、家の都合よりも将輝の意志を尊重する姿勢を見せている。

第一高校の卒業式では深雪をかけて達也に決闘を申し込んだものの、殴り合いの末に敗北して高校生編は幕を閉じた。

魔法大学進学後は、達也が巳焼島にいて多忙なのを良い事に深雪に言い寄ろうとするところを深雪の護衛役となったアンジェリーナ・クドウ・シールズからは牽制されると書かれているが、メイジアン・カンパニー3巻にて後輩であり親戚である鶴画黄里恵が好きな男と結婚できるようにするための憎まれ役を演じるために深雪へ言い寄るような真似をしていたとも明かされている。

深雪への感情は大学3年生時点では恋慕の情ではなく、真紅郎からは「あこがれや崇拝といったそういう種類の『好き』」だろうと言われ、これを否定していない。

関連タグ

魔法科高校の劣等生

ライバル

花形満‐主人公の親族に惚れる(こちらは)、名家の跡取り、高い才能、美形といった共通点があり、彼を彷彿する視聴者もいたとか

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 一条家の双子

    ウワォ!来訪者 ⑦

    オリ♀が主人公です。 このシリーズは明るく楽しいのを目指します。 評価(いいね)、コメント、フォロー、ブクマありがとうございます!励みになります! 相変わらず捏造、妄想、キャラ崩壊しています。それでもよろしければどうぞ。 前作にタグ付けしてくださった方、ありがとうございます! 前作が2017年12月19日付けルーキーランキング90位、2017年12月20日付け小説男子に人気ランキング55位、小説女子に人気ランキング85位、ルーキーランキング13位に入りました!ありがとうございます!
  • もしも、将輝と達也と深雪が兄妹だったら

    司波桜華の九校戦奮闘記『8月5日 本戦最終日』動き始める闇

    皆さん、どうも。 雲散爆裂です。 前々回辺りからシリアスな雰囲気を足していたのですが、その影響かとても気分が暗いです。 どうでも良い話は隣に置いておいて、ここまで、私の小説を読んでくださった方々、ありがとうございます。 ブックマークや評価、コメントは、私にとって励みになります。 これから、学生生活もさらにキツくなり、投稿スピードが今以上に遅くなるかもしれません。 しかし、これからも頑張っていきたいと思います。 では、どうぞ
  • もしも、将輝と達也と深雪が兄妹だったら

    司波将輝と言う人『入学編前編Ⅳ』

    前回のあらすじ 桜「兄さんがいたら私の『精霊の眼』要らなくない?」 将「いや、俺の『竜王の眼』は範囲制限があるからな…」 雪「どちらにもそれぞれ、強みがあるのだからよろしいではありませんか。深雪としてはお二方は自慢のできる兄と姉なのですよ?」 桜&将「深雪…////」 エ「ていうかこれって、前回のあらすじよね?」 レ「突っ込んでやるなよ…」 美「エリカちゃん、スルーですよ」 光「前回のあらすじ!」 雫「将輝さんの料理がとても美味しかった」 レ&エ「それだけ!?」 美「確かに美味しかったですね♪」 摩「後、私達の登場シーンだな」 七「ラスボス感が合ったわね♪」 森「俺はただ、恥をかいただけだった!」 雪「お姉様を侮辱するからです!」 桜「兄さんを侮辱するからよ…」 皆さん、ありがとうございました。 さて、誤字脱字がひどいと思いますがよろしくお願いします。
    11,229文字pixiv小説作品
  • 四葉の鬼の物語

    九校戦編 ~正真正銘の~

    九校戦編終了です。長かったお疲れ様でした!
  • 初夢 2096

    第二作目です。 去年、kiriさんから可愛いカメのイラストを見せて頂きまして、あまりのラブリーさに是非カメを登場させたくなりまして・・・。 kiriさん、あのカメちゃんのイラストをピクシブにアップしてくださぁぁぁい! と願っております。 いつもコメントやタグ付け、ブックマークやいいねを有難うございます^^。 少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
    10,192文字pixiv小説作品
  • お姫様

    俺のお姫様2

    うっかり続きです。 が、ほとんど進んでいません。 なぜまだ学校にすら着いていないんでしょうか?自分でもわかりません。 もう一つの方よりもこちらが進むのは九校戦までをすべて捏造出来るからでしょうか。 第三高校に関してもかなり捏造しています(する予定です) 前作へのコメント、ブクマ、タグ編集有難うございました。早く達也の正体をばらすところまで進めたいものです。 【追記】 一科生二科生の方がわかりやすいかと思いそう表記していましたが第三高校は専科(一科)、普通科(二科)なのでやはり専科、普通科に修正させていただきました。
  • 七草家の長男と三姉妹

    長男と長女による競技の合間

    遅くなりました。 劣等生完結……と思いきや続編とは!
  • 魔法科高校の暗殺者

    横浜騒乱編4

    暗殺教室×魔法科高校の劣等生の夢小説(暗殺教室要素は設定くらい) 一条将輝落ち予定の話になります。 この作品では将輝が深雪に惚れてない時空の設定の捏造たっぷりなのでなんでもどんとこい!という方のみお進みください。 また、書きたい部分を優先的に書くので前後関係があやふやな部分や雰囲気で書いている部分もあります。 こんなの違う!ってなったらそっとブラウザバック。 横浜騒乱編4 大型特殊車両専用駐車場での話(つまり三高ですね) 爆裂の表現がR18Gに入るのか、腕や足が取れたって表現だけならありなのか。詳細じゃなかったらいいよね?って感じでやってます。 本来怪我しなかった人が怪我したりします。まあこれはだって再成使わせたいもの。 ここら辺は五十里先輩達が致命傷負った時のオマージュ?的な形になってます。だってこの子1人で達也と深雪と同じこと出来ちゃうんだもん。そういう設定にしちゃったから。 いや無理!!ってなったらそっと引き返してね!!
    11,525文字pixiv小説作品
  • ベルガモ

    *読む前にキャプション読んで下さい!!!  皆さん、こんにちは。はじめましての人ははじめまして。信号♦︎♢(シグナル♦︎♢)と申します。  これは原作の小説で言うと、達也たちが高校二年生の二月頃、17〜19巻ぐらいです。まだ読んでない!って人は、若干のネタバレ表現があるので、なるべく避けた方がいいと思います。  この物語に出でくる花吐き病は、pixiv百科事典の内容を元に、私が今まで見てきた作者様方の小説、イラスト、漫画を通した独自解釈で書いています。こうゆう解釈なんだ、という前提で見ていだだけると嬉しいです。 (一部、魔法科とも縁のある某超有名な小説ぽい表現がありますが、気にしないで下さい)
  • クリムゾン・プリンスと白い少女

    クリムゾンプリンスと白い少女9

    申し訳ございません遅くなりました! 最近、学校の用事や引っ越しの準備などであれやこれやしていた為、遅くなってしまいました さて、いつもどおり、注意事項を。 このキャラクターにはオリキャラが出てきます! 作者の妄想満載です! それでも言い方はこのままお進みください! では、どうぞ!
  • 書き納めです。 先日先輩と2時間近く話し込んだ解釈がバッチリ一致だったのでつい書いてしまいました。 いつものようにタグはお好きに編集をお願いします。
  • 仮初に染まる茜色

    将輝はたぶん達也に向き合った時に自分の色に染まって欲しいと思う反面、達也は何色にも染まらない事を悟ってしまうと思うんですよね。そのせいで、いつもの自信よりも、悔しさとか理解されない悔しさみたいなものが溢れてしまってほんの少しでも近い色を達也に認識させてささやかな意思表示をするんじゃないかと思うんですよね。(ろくろ)
  • 将輝と達也の話

    タイトルは思いつかなかったからこれで。 九校戦Ⅸ話を見て…いや、これ将輝責任感じるだろ、と。 このあと深雪が気になるって知ってるけど、達也に関してはそういうのよりも一歩上の責任感じるよね、だって殺しかけてるんだよ!?と。 あと数少ない実戦経験者として分かり合う何か的なものがあるとも思う。 誰にも言えない心の内を十師族の関係者としても実戦経験者としても達也に零しながら、でも肉体の方は達也を組み敷くとかおいしい私が。 ちなみににょたネタか男のままかは一切未定でただ将輝×達也がやりたいだけ。 あと将輝は見た目は優男だけど、中身は違うと思う。 あれ世に言う肉食系で、むしろ達也の方が草食系だよね。 というわけで、将輝×達也ください。 最近頑張っている別ジャンルと言い、マイナーは嫌です… 【追記・感謝】7/20 デイリーランキング70位に入らせていただきました。 閲覧、ブクマ、評価、コメント本当にありがとうございます!
  • 将輝とチビ竜・達也(♀)

    魔法使い【将輝】と、チビ竜(ドラゴン)【達也(♀) 2】

    チビ竜・達也の続きでございます。前回は達也が寝てただけで全然表に出なかったので・・・。 いつもコメントやタグ付け、 ブックマークやいいねを有難うございます^^。 嬉しいです^^。 この作品が少しでも楽しんで頂ければ幸いです 2/16日、イラストの方に「これがお前さんのミルキーだ!」と、仕立て屋の親父さんから押し付けられた人形を抱いて怪訝そうな顔をする達也ちゃんの画をアップしております。 アナログですが・・・。 だって、ペン・タブレットは持っているけど全く使いこなせていないので、描きたいと思った時に描けないんですもん! 仕方が無いからアナログで描いて、ピクサスでスキャンしたらPDFにしか変換しないってどういうこと!?いや、私の理解力がまだ及んでいないだけかもしれませんけど💦 とにもかくにも一枚アップするだけで四苦八苦でした💦 スキャン出来なかったんで、携帯で写メ撮って、それをPCのメールBOXに転送して・・・。(前回、投稿した時のやり方なんぞ綺麗サッパリ忘れてしまったので最初からですよ~💦) 手順を忘れない為にも近日中にアップしたいと思うけど、その前に描かなければいけないというジレンマが・・・💦
  • インヘルノまでが遠いゆめ

    連載の13話ロスから全く小説書けねえ状態に陥っているので、書きっぱなしで公開してなかった作品を上げようという思い付きです。 魔法科高校の劣等生、達也お兄様相手のお話が多いのに悶え苦しみながら書いた、最推しの一条くん夢です。一条くん好きな人もっと増えてくれ……読む時間がなくて横浜騒乱編ぐらいまでしかきちんと追えてないんですが…… 読む際は1ページ目の注意事項を読んでからでお願いいたします。 読了後の批判、苦情はご遠慮願います。今後、ネットマナーに反するような批判や苦情の類と当方が感じたコメント・DMなどは削除・ブロックの対処をさせて頂きますのでご了承ください。また当方の作品はすべて「報告の有無に関わらず、本文・セリフの流用・盗作の一切を禁止」しています。 二次創作はネットマナーと常識を守ってひっそり楽しく楽しみましょう。 タイトルはお題企画『夜長文庫(http://and.noor.jp/e/yonaga/17/#page1)』様よりお借りしております。 ※タイトルですがお借りしたお題がインヘルノ表記なので誤字ではないです、悪しからず。
    52,110文字pixiv小説作品
  • 第三高校の異端者

    九校戦編 第一話

    ◇2018年03月16日付の[小説] 男子に人気ランキング 37 位にランクインしました ◇2018年03月17日付の[小説] 男子に人気ランキング 27 位にランクインしました
  • うちじょうの日常─その想いの名前を教えて番外編─

    淑女だってキスをしたい!!

    作者のうちの一条家の日常を書いているので『うちじょうの日常』です。 うちじょうの日常では一般人でありながら特殊な知識とその有用性から一条剛毅の養子となり、一条将輝と婚約に至った一条冬優華と、彼女と婚約した一条将輝の日常小話を書いています。 時空は「その想いの名前を教えて」本編に入りきらないものだったり蛇足と思われるものだったり、お付き合いした後のお話しだったりするのでばらばら。 まぁ、一条将輝が大好きすぎる女の子とそれに慣れてしまった一条将輝の二人の夢小説です。 地雷等があった場合そのまま吹き飛んでいて下さい。 大丈夫な方はどうぞ ─ ─ ─ ─ ─
  • 魔法科高校の暗殺者

    冬休み編2

    暗殺教室×魔法科高校の劣等生の夢小説(暗殺教室要素は設定くらい) 一条将輝落ち予定の話になります。 この作品では将輝が深雪に惚れてない時空の設定の捏造たっぷりなのでなんでもどんとこい!という方のみお進みください。 また、書きたい部分を優先的に書くので前後関係があやふやな部分や雰囲気で書いている部分もあります。 こんなの違う!ってなったらそっとブラウザバック。 冬休み編2 お正月の話。初詣に向かいます。
  • 一条将輝短編夢シリーズ

    そいつ、別人です!!

    注意 これは一条将輝の夢……夢?小説です? なんで作者が疑問系なのかというと、この話しは主に男主と一条将輝の学校生活の一部の話しです。とはいっても小説と言うよりはネタに近い状態ですね。これを夢小説と呼んで良いのか否か……判断に迷いまして。 今のところ一切恋愛系は想定していないのですが、まあBLやろうと思えば全然やれるのでとりあえずこのシリーズに突っ込んでおこうかと。 呼んだ後の苦情塔はうけつけません。地雷などがあるかたはどうぞそのまま吹き飛んでいて下さい。 大丈夫な方は本文をどうぞ!! 以下作者の書きたいことを書くところ こんにちはこんばんは。ご無沙汰しております。 最近ずっと一条将輝の夢小説を書いていた割には全く作品ができあがって無くて「どういうこと??」となっているつくしです。きっとやぎが食べてるんですね。返して。 それもこれもこのシリーズの中核を為すはずだった一条将輝夢小説が今二十万字まで来ていながらまっっっっっっっっったく終わる様子を見せないからです。 絶対に仕上げはします。何なら既にスピンオフさえあります。 でも終わらない…… 誰か助けて欲しいです。どうにかして頭の中の妄想をそのまま出力する機会とか発明されませんかね。絶対ノーベル賞物ですよ。 まぁそんな夢物語を語ったところで私の将輝様の夢小説を書き上げられるのは私だけなので頑張りましょう。 さて、将輝様。いえすそう、将輝様。 今までわたくしは同人誌は自分のために書くのだと言われていながらいまいちその実感がわいていませんでした。 やはりわたくしも卑しい人間なので、どうしても承認欲求というものはございます。具体的に言うとこの間他の作品でルーキーのランク入りしたの嬉しかったです。 ですが、先日(と言うか昨年七月)に、この小説をお読みになる方の中ではご覧になった方も多かったことかと存じますが、魔法科シリーズの悪夢、優等生のアニメが放映されました。 ええ、はい。あのアニメを楽しんだ方には大変申し訳ありませんがつくしはボロボロと涙を流しながら、かつぶち切れながら見ておりました。将輝様の扱いが あまりに 酷い。 人は好きなもの相手になると自分の中で許容範囲が狭くなってしまいがちな物だと思います。一条将輝ガチ恋勢の私もそれは重々気をつけた上で、胸に刻み込んだつもりで、まああるいはこのような解釈があるやもと、最初から最後までリアタイし続けましたが……死にました。無理でした。すみませんでした一瞬でもどんな将輝様も好きとか言って。すくなくとも私の中ではあれは将輝様の皮を被った偽物です。零式行列にも劣ります。 魔法科は様々な楽しみ方が出来る素晴らしい作品だと思います。そういう私は将輝様のためだけに最前線を走り続けているわけですが、あれは。ない。 公式による解釈違いが甚だしくて、Twitterでもさんざん暴れ回って、それでもどうにもならなくて。 純粋な将輝様を大量に摂取したいとあのときの私は考えました。 ですが、純粋な将輝様を大量に浴びたいと言っても原作小説においては将輝様のご活躍シーンという物はどうしても細切れになりやすく、大量に一斉に浴びると言うことは少々難しいことに感じられました。 そこで、思い出したのです。つくしが大好きな将輝様だけが集まって出来た小説があると。 そう、自分自身のフォルダの中に!!!! あのときほどプロットも推敲も無しに直接文章を仕上げていき、書きたいところだけ書いて細かなところは後から補完する己のスタイルに感謝したときはありません。 そのときはまだ十五万字ぐらいだったかとおもうのですけど、その小説を最初から最後まで読み直し、それだけの将輝様を大量に浴びることでようやく私は正気を取り戻しました。やはり私は将輝様を愛していると。 そして同時にあのとき悟ったのです。同人誌とは、自分のために書くものだと。 まぁ同人誌と言っても私のこれは本にはしていないので実際には同人誌ではないのですけど。同人誌というか、二次創作の真髄に触れた気分でした。 何が言いたいかというと、二次創作は良いぞ。 ……最終的に将輝様何も関係ないですね。ですがここは作者の好きなことを書く所だと思っているのでおゆるしいただければ。将輝様について語り始めるとキャプションがゆうに本文を超えるのです。三時間はお話しできます。 ここまでお付き合い頂きありがとうございました。 最後に、この小説が皆様の一時の暇つぶしにでもなれば幸いです。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

一条将輝
24
編集履歴
一条将輝
24
編集履歴