「ま、このくらいで勘弁してやるか。」
人物
CV:林原めぐみ
クニトー出版の「TOKYO LIFE」の雑誌記者の美女。紫色の髪と緑色の瞳を持つが、幼少期は茶髪だったことから染めている模様。過去にマイケル・スズキに父親を射殺されている。
「アクアポリス」の特集記事を作る関係で銭形幸一警部と出会い、共にアクアポリスを巡る陰謀を探る上で徐々に銭形を慕うようになる。
父親が施した遺伝子治療の副作用で予知能力(スズキから指摘されるまで本人は勘がよく当たる程度にしか思っておらず、それが働くのも安定していない)を持っており、その能力と子宮の卵細胞を狙うスズキにより拉致されるがルパンと銭形に助け出され、最後は父親を殺害したスズキを射殺しようと銭形の拳銃を奪い取るが、拳銃に弾が入っていないことを予知していたため、これに腰を抜かしたスズキを見て上のセリフを呟くのだった。
全てが終わった後に銭形から告白されるが、年齢の関係もあり父親のようにしか思えないと答えた。
味噌汁を作るのが上手く、銭形も気に入っている。
余談
ルパンのゲストヒロインの美女・人気ランキングでは毎回上位に位置するが、他のヒロインとは違い、ルパンとやり取りしている場面はほとんどない。
「炎の記憶」のエンディングテーマである「あこがれ」も、一色まりや役の林原が歌っているが、アーティスト名義は「林原めぐみ」ではなく「まりや」名義(「一色まりや」もしくは「Mariya Isshiki starring Megumi Hayashibara」などでもない)となっている。これは林原がキングレコード専属歌手である関係上(同曲はバップからのリリース)、権利関係で揉める事を避けるための苦肉の策とされる。なお「ゲストヒロインを演じる人物が主題歌も担当する」ケースは「トワイライト☆ジェミニの秘密」(ララ役の久川綾が該当)や「ワルサーP38」(エレン役の篠原恵美が該当)などでも見られるが、林原の様に「ゲストキャラ名義でのアーティスト表記」は彼女のみのケースとなっている。
林原は後に灰原哀役として、再びルパン一味と共演することになる。ただし、スズキの中の人が引き継いだ銭形警部との直接対面は実現しなかった。
ちなみに灰原は本作放送時点ではアニメに登場していない(半年後の1999年1月に放送された『黒の組織から来た女 大学教授殺人事件』が初登場)。