概要
『名探偵コナン』初のお正月2時間スペシャルとして放映されたスペシャル版。本放送は1999年1月4日。
本作は、人気投票でも1位を獲得した人気キャラの灰原哀の初登場エピソードとして有名である。
灰原哀の登場はコナンの世界観にも大きな影響を与えることになり、98年までは1話完結の事件が多くコミカルな作風だったが、本作以降はシリアスな前後編エピソードが多くなっていった。
第1の事件のコナンのセリフである「千円札でタバコ1個……妙だな……」は有名であり、よくネタにされる。
なお、コナンの反応が過敏と言われることが多々あり、このセリフでも言われることがあるが、本編を読めばコナンがそこまで疑えるだけの状況証拠が揃っている状態であることがわかる。
また、夏目漱石の千円札やカセットテープを利用したトリックなど時代を感じさせる作品である。