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概要

クローバースタジオ企画・開発、 カプコン発売のゲームソフト『大神』に登場する妖怪の一種。巨大なの姿をしており、頭・胴・背鰭・尾鰭等の部分は鎧のような甲殻で覆われている。


作中では両島原の沖に座礁している難破船の内部で初めて出現する際を除いて、戦闘開始直後は二郎丸三郎丸という別々の妖怪として出現する。


二郎丸・三郎丸

右手よりも左手の方が大きいヤドカリのような姿をしており、二郎丸は体が緑色・殻が鮫の上半身、三郎丸は体が橙色・殻が鮫の下半身となっているのが特徴。殻は非常に強固で、纏っている間はダメージを一切受け付けないが、一定量のダメージを与えると殻が壊れて本体への攻撃が可能になる。


妖怪絵巻物では「親に結婚を反対され、海へ身を投げて心中した男女が怨霊となって現れた姿」で、生前に果たせなかった「ひとつになる」という想いを遂げるために行動する、と言われている。


実際の戦闘でも二郎丸は三郎丸を守ろうと鮫の口から敵に向けてウニを乱射し、三郎丸は体を横に回転させながら攻撃する他に、二郎丸とひとつになれると信じて水を湧き出させようと地面に穴を掘る。そして水が湧き出して周囲が水場と化した直後、二体はひとつになって=合体して一郎丸の姿へと変貌する。


想いを遂げたら

一郎丸に合体した後は、ヤマタノオロチの水の首が行う攻撃のような水場での戦闘を強制される(しかもこちらは一郎丸を倒すまで永続する)ため、プレイヤーによっては非常に厄介な相手となる。


口からウニを発射する(二郎丸とは異なりこちらは拡散タイプ)だけでなく、「恨みを晴らすため漁に出た舟を見付けるや海上へ跳ね上がり、その巨体で舟を押し潰して沈めてしまう」という妖怪絵巻物の解説通り、大ジャンプしてからのプレス攻撃を新たに仕掛けてくるようになる。


ただしアマテラスにとっての舟=水蓮がある位置へプレス攻撃を誘導して命中させると、腹を打って一撃で気絶してしまう。水蓮が凄いのか一郎丸が間抜けなのか…。


纏っている甲殻は二郎丸・三郎丸の時と同様、一定ダメージを与えることで破壊可能。全ての甲殻を破壊すると、左右のの上辺りに赤いマークらしき模様が描かれているのが確認できる。


ちなみに、作中に登場する雑魚敵扱いの妖怪の中では非常に珍しい「妖怪牙を二種類の筆業で入手可能な妖怪」でもある。本来は水郷でトドメを刺すと妖怪牙を入手できる仕様なのだが、合体前の判定が残っているせいなのか、二郎丸・三郎丸から妖怪牙を入手するための筆業である迅雷で一郎丸にトドメを刺した場合も、妖怪牙を入手できてしまう。


余談

手塚治虫の漫画『どろろ』に登場する鮫の妖怪「次郎丸」と「三郎丸」のオマージュ。

さらに、この二匹の飼い主の名前は表記こそ異なるが、百年前のアマテラスの呼び名同じである。



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