一般の意味
両手(多くは両腕全体)を上に挙げること、または挙げたポーズ。
片手だけだと挙手になる。
「掌を前に向けてすると降参・お手上げの意味になるので、両掌は向き合うようにするか、上方を向くようにして挙げる」という作法がまことしやかに言われることもあるが、これは平成にうっかり広まってしまった創作マナーで(偽書『万歳三唱令』が発端)、掌はどの向きでもよい。
嬉しいことや喜ぶべきことがあった時にとることが多い。
語源は「一万年長生きするくらいおめでたいことだ」「いつまでも長生きしてください」といったところ。
日本独自の風習だったが、東アジアにも進出しているらしい。
小さな子供の服を着替えさせるときに、親が子供に"ばんざい"させることもある。袖から腕を抜きやすくするためであり、とくに他意はない。
同名の人物
『兄に付ける薬はない!』の登場人物。⇒万歳(兄に付ける薬はない!)