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  1. 伝統芸能
  2. 君主や国家の長久の繁栄を祝して唱える言葉
  3. 両手を上げるポーズ
  4. 兄に付ける薬はない!』の登場人物。⇒万歳(兄に付ける薬はない!)
  5. 貴人の危篤・死亡を指す婉曲表現

伝統芸能編集

まんざいと読む。二人一組で歌い踊る伝統芸能。

扇子を持って祝言を述べたり歌ったりするほうを太夫、鼓を持って合いの手を入れるほうを才蔵という。

昔は万歳師が正月に各家庭を回るのが恒例だった。

現在の漫才のルーツになっている。すゑひろがりずはこれを真似ている(伝統は全く踏襲しておらず雰囲気だけを真似した自己流だが)

3人以上で行うものもある。


唱える言葉編集

万歳という言葉には「1万年」「長い年月」という意味があったが、それが「いつまでも生き、栄えること」という意味になり、転じて君主や貴族、国家の繁栄を願って唱える言葉になった。

他国の表現でいうと「神よ○○を護りたまえ」や「○○に栄光あれ!」に近い。


そこから更に、君主や国家関係なく何かを祝福する表現に派生。

現在はこの君主・国家関係なく祝福するパターンが主流となり、上記の意味で使われることはほぼ無い。


ポーズ編集

両手(多くは両腕全体)を上に挙げること、または挙げたポーズ

唱える言葉からの派生で生じた。

「掌を前に向けてすると降参・お手上げの意味になるので、両掌は向き合うようにするか、上方を向くようにして挙げる」という作法がまことしやかに言われることもあるが、これは平成にうっかり広まってしまった創作マナーで(偽書『万歳三唱令』が発端)、掌はどの向きでもよい。

嬉しいことや喜ぶべきことがあった時にとることが多い。

日本独自の風習だったが、東アジアにも進出しているらしい。


小さな子供着替えさせるときに、親が子供に"ばんざい"させることもある。から腕を抜きやすくするためであり、とくに他意はない。


婉曲表現編集

平安時代においては天皇上皇法皇など貴人の危篤・死亡を指す婉曲表現として使われた。

(後世において、女房言葉で「無し」と同音の「梨」を「ありのみ(有りの実)」、俗語でスルメあたりめと呼んだような、不吉なものを、あえて目出度い呼び方に言い換えたもの)


別名・表記ゆれ編集

ばんざい バンザイ ばんざーい マンセー


関連タグ編集

動作 ポーズ お手上げ 手を伸ばす

祝賀 お祝い 栄転

ちょっとバンザイしてみようか

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