万骨坊
ばんこつぼう
「全ては!我が!戯言なり!」
またの名を五百峯万骨坊(いおみねばんこつぼう)とも。
天狗でありながら、天狗たちの長を殺害したならず者。
『デッドオアアライブ2』の最終ボス。『デッド オア アライブ4』『デッド オア アライブ ディメンションズ』でもゲストキャラとして登場している。
身長196センチ、体重157キロのバース・アームストロングを超える巨体の持ち主。
DOATECに囚われ実験体となった忍者「幻羅」によって山奥の結界が破壊され、封印が解かれたのに乗じ、天狗界の掟を破って人界に降り立った。
格闘大会デッドオアアライブを主催するDOATECの初代総帥フェイム・ダグラス死後の混乱に乗じて大会そのものに介入するも、正史ではリュウ・ハヤブサによって倒される事になる。
大会において「全ては我が戯言なり」と言い放った万骨坊の暗躍により、第二回デッドオアアライブは「世紀末天狗禍(せいきまつてんぐか)」の別名で呼ばれる事になった。
初期設定では彼自身がダグラス総帥を殺害しているが、後に実行犯はバイマンに変更され、「万骨坊がフェイム・ダグラスを殺害した」は「世紀末天狗禍の影響による噂」という形で補完されている。
邪神との戦いを描く忍者龍剣伝シリーズからの客演として初代からハヤブサが登場していたが、第二作に登場した万骨坊はDOA世界にもガチの人外の超常的存在が居る事を明らかにした。
DOAシリーズ後発作品には同じ天狗の「女天狗」、オニの「カンナ」、妖狐の「しずく」が登場している。
初代ラスボスの雷道と異なり、倒されてはいるものの死亡までは明示されていない。雷道はバイオテクノロジーで復元されたサイボーグという形で再度ストーリーに登場しているが、DOA2以降の万骨坊の動向は不明となっている。
なお、DOA2のゲン・フーのエンディングでは打ち倒された万骨坊(天狗)の鼻をメイリンに飲ませる妙薬として持って行っている。…どうやって持っていったんだろう。
女天狗(DOA):使用流派が同じで「全てはわらわの戯言なり」という意味深な台詞もあるが現状では関係は不明。