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三朝

みささ

三朝とはケンガンアシュラ及び後継作であるケンガンオメガに登場する架空のキャラクター。
目次 [非表示]

クハハ よろしく先輩方


プロフィール

所属企業大日本銀行(企業序列1位)護衛者別働隊『殲滅部隊』(ケンガンアシュラ時点)
身長173cm
体重68kg
年齢27歳(ケンガンアシュラ時点)
誕生日6月3日
今年の目標猫背を治す


概要


片原烈堂指揮する護衛者別働隊、殲滅部隊の一人であり、烈堂の副官的存在。元護衛者五番隊の隊長だったが、烈堂の誘いで殲滅部隊に加入した。


その戦闘力は、そもそも殲滅部隊が護衛者から選抜された選りすぐりの集団であることから非常に高く、烈堂曰く「徒手の戦いなら三朝が断トツ」とのこと。


荒くれ者の多い闘技者だが、彼は目上に対して非常に謙虚かつ丁寧で、物腰はかなり柔らかい。また「旦那」「〜ですぜ」のような独特な言葉のチョイスをする。

しかし同僚や敵にはストレートな物言いをし、時には挑発的な態度を取る。笑う時は「クハハ」が口癖。

なお、三朝という名は偽名(そもそも護衛者は滅堂の提案で大半がコードネーム)。

 






ケンガンアシュラにて


初登場は単行本6巻。殲滅部隊として、想定される何らかの非常事態に備えるべく巡回を開始。ここで初めて名前が明かされる。


第四仕合の終了後(単行本8巻)、再び登場。東の海岸線にて侵入者の痕跡を発見し、対応を開始。その後、侵入者である「黒使」と護衛者の交戦場に到着。相手の姿を見定めた後、森林で長物ばかり使用する黒使を馬鹿と嘲笑した。(ナイフ等ならまだしも、黒使の武装は刀剣・モーニングスター・棍棒・槍・薙刀と長物ばかりだった)。同じく殲滅部隊所属の皆生から気を抜くなと諫められるが、お前こそ斬り殺すなとと軽口で返した後、交戦開始。


黒使の掃討後、護衛者からの電話を烈堂に繋いだ以降、しばらく出番がなかったものの、東電によるクーデター鎮圧にて登場(単行本22巻)。殲滅部隊・呉の里居残り組と共に雷庵の元に駆けつけ鎮圧を開始。


トーナメント最終日では烈堂と共に会場内の警備を担当。鞘香の薄着に対し、心中穏やかではない烈堂を宥めながら警備を行った。


三回戦目最終仕合終了後(単行本24巻)、桐生刹那による凶行にて護衛者が二名命を落としたことから招集され、殲滅部隊として犯人の捜索を開始する。

捜索途中、刹那を下した王馬と山下に出くわし、刹那の身柄を託される(単行本25巻)。


絶命トーナメント終了後、一コマだけ登場。殲滅部隊と共に何処を見つめる姿が同作最後の登場となった。



注意!ここから先、全てにおいて大きなネタバレが含まれます!




ケンガンオメガにて



 ※ここから先、80話までの非常に大きなネタバレがあるため要注意!



















結論から言えば大抜擢となった。ケンガンオメガ3巻にて存在を匂わせていた八代目滅堂の牙。ケンガンオメガ6巻にて、なんとその正体が三朝であると判明。


大久保曰く前の牙より小さくなったとのこと。(恐らく七代目のことだが、七代目の詳細は欠片も存在しないため体躯どころがプロフィール全てが不明)。


対抗戦当日、移動旅客機内にて烈堂から五代目牙である加納へと紹介された、が、加納からは多少訝しまれている――というのも、それは加納が牙に推している人物に烈堂がいたため。しかし烈堂からは自分よりも三朝の方が牙に適任であること、殲滅部隊の中でも徒手格闘ならば断トツは三朝であること、自らの拳法の師が彼であることを告げた。


対抗戦開始後は、控室内にて早速揉め事を起こし始めた阿古谷と雷庵の間に半笑いで仲裁に入る、一言二言試合の解説、控室での観戦許可を申し出た光我に対し、王馬同様穏やかに許可を与える等の動きはあったものの、本格的な出番は先になる――



「あ、私が行きますぜ。」


――と思われたが、何と四戦目にて、対抗戦の特別ルールが適用されたスペシャルマッチに誰が出場するか決めかねていたところ自ら立候補。


しかし肝心なスペシャルマッチの内容がこれまた特殊なものであり( 1.動ける範囲が丸いスポットライト内のみ 2.ライトは時間と共に狭まる 3.全身が外に出たらアウト 4.五分以内に絶対決着、時間切れになれば無効試合 5.ノックアウトはあるが10カウントは無し)一度は引き留められたが、自分は新人で実力が疑われるのは当然であり、大事な局面も任せにくいと踏み、序盤の内に出ておきたいと口にした。


同じく新人ということで速水正樹も立候補しかけたが、山下一夫の後押しもあり、遂に八代目滅堂の牙として出場。本来同時に選手を発表する段取りを無視し、先にステージに上がる。


一方、煉獄側の代表であり、滅堂に対する裏切り者である弓ヶ浜は、三朝とアギトの目的を自分への報復と捉えており(弓ヶ浜ヒカルの経歴を参照)、先にステージに上がったのも自分への挑発と捉え、散々なモノローグを披露し、出場を拒否。


このままでは弓ヶ浜を誘い出すことが出来ず徒労に終わる、かと思いきや、


「に」


「げ」


「る」


「な」


「よ」


「雑~魚♪」


と、弓ヶ浜に向けて口パクで挑発。これにより憤怒を滾らせた弓ヶ浜を難なく引きずり出すことに成功。三朝を殲滅部隊如きと見下す彼に対し、負け犬と一蹴。第四仕合の火蓋が切られた。


仕合開始と同時、弓ヶ浜の先攻を難なく避けたものの、小兵であることが災いし、タックル・張り手により場外へ押し出されかける。寸前で背後に回り込み正拳を打ちこもうとしたが、振り返った弓ヶ浜により胸元を抉られる。


続けて弓ヶ浜の放った槍術を避け続けるが、時間と共に動ける範囲も縮まり、徐々に追い詰められていく――が、弓ヶ浜が突きを放った瞬間、これを弾き脳天にカウンター。地面に叩き伏せる。弓ヶ浜に対し、一時腕の自由が効かなくなる負傷を負わせた。


悪癖として戦闘時の遊び癖を抱えており、半ば加減しつつ戦っていた前半とは打って変わり、弓ヶ浜を圧倒。剣術を繰り出す彼を意にも介さず、一方的な展開に持ち込む。終いには弓ヶ浜の喉を手刀で叩き、リング上を転げ回らせた。


特殊ルールをも上手く利用しており、前半で時間を稼いだためか、ある段階までは体躯に勝る弓ヶ浜が優勢だったものの、領域が狭まるにつれ、現在では体躯に劣る三朝の方が有利な状況となっている。


結果として弓ヶ浜はますます動きづらくなり、さらに領域の中で立ち回ることに捕らわれてしまい、実力を発揮することができなくなるという悪循環に彼を落とし込むことに成功。



戦いの最中、闘いを見ていたラルマー13世が小兵である三朝の打撃力に疑問を浮かべた際、烈堂の回想にて若かりし頃の三朝が登場。烈堂に対して、自身が小柄で大柄な体格の人物よりも馬力は無いと言いつつ、パンチで岩にヒビを入れるのを見せて『強さに関して、持っているものを上手く使えば早々負けることはなくなる』と告げていた。


再び舞台は現代へ戻ると、戦いの最中、三朝の口から弓ヶ浜の悪行が吐露される。かつて弓ヶ浜が滅堂の下から出奔した際、彼にかつての部下を殺されている模様。静かに怒りを滲ませる三朝だが、弓ヶ浜の居合術を用いた奇襲を受ける──が、これを捌き、軽傷に留める。部下殺しについては弓ヶ浜から「ゴミ」を処分したことなど忘れたと語られた。


加えて幾度となく踏み台と見下し続けた滅堂の牙という座に対し、かつてはその座に居たことを自負する彼に向け、冷淡に死を宣告。


弓ヶ浜による二撃目の居合には薄皮を切られる負傷は負いつつも、三撃目は腕で受け、四撃目は捌き、五撃目の時点でカウンターを合わせ始めたことで戦況が再び三朝に傾き始める。


弓ヶ浜が居合術から拳法へスタイルを切り替えたものの、これを肘で捌き、懐へ跳び込むことに成功する。が、「決めにくる瞬間」を狙っていた弓ヶ浜に組み技を仕掛けられる――かと思いきや、予め次の動きを読んでおり、組み技の発動を阻害。手始めに彼の顎関節を脱臼させる。


顎関節脱臼によりバランスを崩した隙を突き、彼の頸椎に向けて肘落とし。前のめりになったところを肘で打ち上げ。後ろに身体が反れた瞬間、顔面を殴りつけ、文字通りに陥没させる。

あまりにも、惨劇にも等しい弓ヶ浜の状態に、仕合続行不可能と判断。


弓ヶ浜への制裁を終えると「裏切り者にはお似合いの末路だ。」 「テメェは、二度と見たくねえ、日陰で怯えて生きていけ。」そう言い捨てて吐き捨てながらリングを去っていった

ほとんど傷を負うこともなく、八代目の牙としての実力を痛恨に知らしめ、新旧滅堂の牙対決は三朝の勝利で幕を下ろすこととなった。


控室への帰還後、「搦手が上手く決まって助かった」と謙遜しつつも皆に温かく出迎えられる。特に八代目の滅堂の牙としての実力を見極めようとしてた加納からは『"牙"の名に恥じぬ実力を示した』 『御前もお喜びだろう』と言われ彼から八代目の牙として名実共に認められることとなった。この時の加納の非常にさわやかな笑顔は必見。



しかし、弓ヶ浜の敗北に対して煉獄側の動揺はあまり窺えず、疑問を浮かべる者が多い中、その理由として弓ヶ浜の戦績について口にする。三朝の語る所によると、弓ヶ浜のA級での戦績は9勝5敗(その内の二勝は恐らく神崎ホセへの勝利と見られる)であり、拳願仕合とのルール差異で敗れた可能性は否定できずとも、弓ヶ浜以上の実力を持つ闘士が最大で5人は控えていることを示唆した。


その後は台詞はないものの、90話にて加納の第六仕合を見守る、疲労により膝を落とした彼の支えとなる、相槌係など小さいながらも登場。


第九仕合にて阿古谷の参戦が決まり、かつての狂人振りを知るが故に恐々とする光我に対し助言をしており、阿古谷の異常性が与える影響について、光我の反面教師とするべく特に注意して観戦するよう言い、「いくら強くなってもああなったらお仕舞」と告げた。



戦闘技術

東南アジア発祥の武術であり、拳法のみならず武器術の体系も含む総合武術。ムエタイを「剛」の技とするなら、シラットは「柔」の動きを取り入れており、中でも独特なのが肘の扱い方。攻撃は勿論、防御や裁きにも使用され、その多様性はムエタイの肘を初めとする、あらゆる武術と一線を画する。


三朝は特に肘を多用しており、肘を利用した技として、回転肘、打ち下ろし、打ち上げといった技を披露しており、肘捌きよる相手の体勢を崩す技や顎関節への攻撃など細やかな技術も身に着けている模様。



実力

加納から牙に推されるほどの実力を持つ烈堂の師匠であり、彼以上の実力を持つことが判明している(烈堂の弁。ケンガンオメガ6巻参照)。

その実力は煉獄A級闘士を一方的に叩き潰す域に達しており、三朝の闘いを見ていた、煉獄の中で最強と呼ばれているロロンからは脅威と言わしめ、「この俺とて、楽には勝てぬだろう」と認められており、加納や若槻、王馬といった拳願会トップクラスの実力者からもその腕前を認められている。

これまで登場した闘技者のキャラクターの中でも170cm代前半・60kg代後半と体躯には恵まれていないが、それを補うべく、軽く殴っただけで岩にヒビを入れれる打撃力、相手の攻撃を捌く術、相手の急所を的確に叩く術を身に着けており、これ等の技術が磨き続けたが故に、小兵な体格による的の低さも相まって『鉄壁』と呼ばれる程の防御力と、相手の読みのことごとく裏をかいて『意識の外』からの意表をついた急所を的確に狙う攻撃により、体格差を超えたダメージを与えれる攻撃力によって、トップクラスの実力者に勝るとも劣らない実力を身に着けている。



 

余談

おまけマンガでは烈堂のシスコンぶりに振り回されることが多い。また護衛者6番隊隊長の名和とはライバル関係にあるという裏設定がある。


彼の相手に対する呼称には線引きがあるようで、79話では烈堂の回想時に「坊ちゃん」、81話にて光我と龍鬼に対し「坊ちゃん方」と呼んでいることから、まだまだ未熟とされる者に対しては「坊ちゃん」と呼んでいる可能性が高い。



関連タグ

ケンガンアシュラ ケンガンオメガ 滅堂の牙

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