中川一郎(なかがわいちろう)は、日本の政治家。衆議院議員だった故中川昭一氏の父親。
概要
1925年3月9日、北海道の農家に生まれる。
九州帝国大学(現在の九州大学)農学部卒業後、北海道庁に就職。一郎は本当は実家の農家を継ぎたかったらしいが、父親の命令で政治家を目指したという。
1963年に衆議院議員となる。農林大臣・農林水産大臣(福田赳夫内閣)、科学技術庁長官(鈴木善幸内閣)を歴任。「北海のヒグマ」と呼ばれ、タカ派・保守派議員として知られていた。
1983年1月9日死去。享年57歳。一郎の死後は息子の昭一が地盤を継いだ。