歌舞伎役者の名跡。屋号は成駒屋。定紋は左巻三藤巴、替紋は裏梅。
「梅之助」は初代中村梅之助の本名・三井梅之助に由来する。
画像は四代目梅之助で、時代劇俳優としても活躍。「遠山の金さん捕物長」「伝七捕物長」「そば屋梅吉捕物長」で主演し、遠山金四郎(遠山左衛門尉)を複数の作品で演じている。
NHK大河ドラマには5度出演。1977年放送の『花神』では主役の村田蔵六(大村益次郎)を演じた。
長男は俳優・ベーシストの中村梅雀、1986年放送の『真田太平記』では梅之助が徳川家康、梅雀が徳川秀忠と、親子で親子を演じる共演を果たした。