「琥珀さん、俺はどこまでもアンタに付いていくよ」
演:青柳翔
概要
九十九とはムゲンのメンバーで、実質上チームのナンバー2である。
ムゲンの中では古参のメンバーであり、龍也と太田、古西が抜けた後は琥珀の右腕として彼を支えていた。
容姿
黒髪と髭が特徴で、ムゲン時代からあまり容姿は変わっていない。ムゲン解散後はスカジャンを着ている。
人物
良く言えば一本気、悪く言えば単純な性格であるが、小難しい理屈は苦手であり、考え方は常にシンプルがベストを地で行くスタイルである。
身寄りが無く、誰かれ構わず喧嘩を売っていたが、琥珀との出会いから仲間の大切さを知り、龍也と琥珀との交流を経て性格も丸くなっていった。その為琥珀には強い恩義を感じており、勢力拡大後のムゲンの方針に疑問を抱くが、彼を信じたい故に完全に否定することまでは出来ず、招き入れたメンバーも琥珀が入れたなら問題無いと楽観視しており、小さな悪事を理由に小突くだけしか出来なかった。
だが、これがムゲン解散の一因となってしまい、琥珀とコブラ、ヤマトと共に強い負い目を持ち続けていた。
MOVIEでは昔の琥珀に戻ってほしい考えから共に行動し、コブラ達と共に彼を止めるべく奮闘する。
MOVIE3では終盤で爆弾の解除のため、山王連合会と行動する。コブラがリーダーのチーム故か、ダンやチハル達とも息の合ったコミカルなやり取りを見せる。
九十九「爆弾探せ!」
ダン「探すんかい!」
九十九「簡単だろ。配線切りゃいいんだろ?とりあえず一本いっとくか?」
チハル「ちょっと待ってください。ノボルさん待ちましょうって!」
というかこの人もう山王に入ったほうがいいんじゃ...?
実力
琥珀と出会う前から喧嘩漬けの日々だったためか戦闘力は高く、ムゲンの中では琥珀以外で唯一雨宮兄弟と対等に戦えた実力者である。得意技は肘鉄で、相手の腕も難なく叩き折るほどの殺傷力を誇る。
学力
高い実力を誇るが、反面、基礎学力に関してはかなり悪い。
ヤマト「九十九さん、レジ打ち絶対無理っす・・・」
これでテーマ曲を一つ歌い上げるのだから、世の中何が起こるのかわからないものである。
活躍
ドラマ・シーズン1
この時はまだ意識不明のまま眠ったままだったが、終盤でベッドから姿を消しており、この時点で意識が戻ったらしい描写がある。
ドラマ・シーズン2
過去編序盤から登場し、琥珀との出会いは4話で描かれる。1話でかけ算を堂々と間違えて、視聴者とその場の全員を唖然とさせた。龍也が抜けてからは琥珀の右腕として戦うようになるが、同時にムゲンも人数が増えて抑制が効かなくなっていき、彼の方針に疑問を抱くようになる。
何度も説得を試みるも結局聞き入れてもらえず龍也に相談するが、直後に自分も龍也の事故の巻き添えになって意識不明になる。この悲劇は琥珀だけでなく、コブラ達やナオミなどの多くの人に影を落とす事になった。
ドラマ終盤で意識が戻り、琥珀と行動を共にする。
MOVIE
琥珀と共にSWORDを獲るために動いているように見えるが、裏では敵勢力の動きをコブラ達に伝えるなど、本心では琥珀を止めるために行動する。コンテナ街の戦いが始まってからは精神崩壊を起こした琥珀と対決し、コブラ、ヤマトと共に彼の暴走を止めることに奮闘する。
決着後は琥珀と共に舞台から姿を消した。
MOVIE2・3
引き続き琥珀と行動しており、雨宮兄弟とも共闘する。
関連イラスト
余談
・MARIA
SWORDや雨宮兄弟などはチームごとにテーマ曲が用意されているが、ムゲンの中でバラード調のテーマ曲があるのは彼だけである(琥珀も曲はあるが、こちらは闇堕ちを主題にしたもの)。
アルバムに収録される上に、LIVEの中でも俳優組で唯一歌を披露するという異例の事態となった。
・車
MOVIE2では車の運転を披露する九十九だが、バイクに比べてかなり後手に回る場面が目立つ。
後に劇中でも「俺、車ダメだわ」と述べている。これは本作の設定だけでなく、自身の過去の事故によるものでもあると、青柳自身が語っている。