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今日は恥ずかしがり屋

きょうははずかしがりや

今日は恥ずかしがり屋とは、ゲーム「Lobotomy Corporation」や「Library of Ruina」に登場するアブノーマリティ(幻想体)の一種である。
目次 [非表示]

今日は良い日!あなたはまだ恥ずかしがり屋なの?

(It's a good day! Are you still shy today?)


概要編集

今日は恥ずかしがり屋(Today's Shy Look)とは、黒い衣服に赤いズボンを着用した人間のような姿をしたアブノーマリティ(幻想体)である。

分類はO-01-92,危険度はTETH。


常に人間の顔面の皮膚で作られた『ネット』の後ろに隠れている。また、その足元には血痕もある。

ネットは横幅が広く、その縁には血液が付着していて、笑顔から怒りまで様々な5つの表情を持っている。 背後に立つ本体はせわしなく左右に動き、異なる感情を表す顔と顔の間を移動することでその表情を変えまくる。


管理方法編集

作業時編集

属性ダメージE-Boxes悪い普通良い
BLACK2-3120-67-910-12

職員ランク本能洞察愛着抑圧
1普通普通普通普通
2普通普通普通普通
3普通普通普通普通
4普通普通普通普通
5普通普通普通普通

クリフォトカウンター:なし


特殊能力編集

作業を行っていない間、3~5秒ごとに表情を変え続ける。

作業が始まると表情が作業終了まで変化しなくなり、その時の表情に応じて以下のように作業成功率が変動し。


表情効果
笑顔作業成功率が30%上昇、作業ダメージ半減、PE-Boxを生成すると最大HPとMPの20%回復
愉快作業成功率が10%上昇、PE-Boxを生成すると最大MPの20%回復
平常なし
悲哀作業成功率が30%低下し、作業ダメージが1.5倍になる
怒り作業成功率が50%低下し、作業ダメージが2倍になる

上記の通りこのアブノーマリティは作業を行っていない際に定間隔で別の表情のネットに移動する形でコロコロ表情を変え、作業時の表情により作業成功率や作業ダメージが変動するという能力を持ち、左の方であればあるほど作業成功率は高くなっている。

基本的には完全放置が可能であり、タイミングさえ見極めればどの作業でも作業成功率が普通を上回るので育成面は非常に良く、新米職員の序盤の育成にはもってこい。ただし、機嫌が悪い時に作業してしまうと作業が成功しなくなるだけでなく、かなりの作業ダメージを受けてしまうため注意。


E.G.O編集

武器編集

名称ランク属性ダメージ攻撃速度射程
今日の表情TETHBLACK2-3超高速

特殊能力:なし

防具編集

名称ランクREDWHITEBLACKPALE
今日の表情TETH耐性(0.7)耐性(0.6)弱点(1.5)脆弱(2.0)

特殊能力:なし

ギフト編集

名称:今日の表情

部位:目

効果:MP-2、作業速度・作業成功率4上昇


武器は随所に、今日は恥ずかしがり屋の様々な表情が貼り付いたピストルで、防具は勇気ランクⅡ以上じゃないと装着できない。あと、E.G.Oギフトの見た目は笑顔の表情に似た、顔面を覆い隠すマスクだが、同じE.G.Oギフトでもある「ソーダ」同様管理人からは見た目が最悪のギフトと言われる。



ストーリー編集

「今日は良い日!あなたはまだ恥ずかしがり屋なの?」


ある晴れた日、洗濯屋さんが庭で手間暇かけて仕事していた時のこと。

突然、悲しみが都市を襲った。

「この都市では企業のせいで大勢の人が犠牲にならざるをえません。

彼らの死を賛美して。泣く必要はないわ。むしろ喜ばなくてはね。」

「そんな顔してどうした?この都市じゃ、そんな顔しちゃいけないぞ。」


「どうしてあなたはそんなに悲しそうなの?

そんな顔してたら、他のみんなも悲しくなっちゃう。

ここに住んでるのはあなただけではないの。どうか分かってね。」

「君は気持ちを表に出すのが苦手だね。恥ずかしがり屋なんでしょう。」

「嬉しそうにしろよ、そしたらお前も街はずれのみんなの羨望の的だぜ。」


「大きく笑って、ほら!それほど難しいことじゃないわ。」

「もっときちんと自分を表現しなさい。ここでは、あなた自身を表現するのがとても大事なことです。」

またの晴れた日のこと、かつて干していた洗濯物のように、洗濯屋さんは丹念に自分の皮膚を干した。


洗濯屋さんはみんなを満足させようと大笑いした。なぜあんなことをしたのか聞く人もいた。

洗濯屋さんは答えた、「私は恥ずかしがり屋なので...」


その皮膚に隠れた本当の顔を見ようとしてはいけません。それだけで何もかもが悪化します。

そこは、唯一残されたパーソナルスペースです。

この都市とっておきの観光地として、そのままでおきましょう。


Library of Ruina編集

Lobotomy Corporationの続編であるLibrary of Ruinaでは「恥ずかしがり屋の今日の顔」という名称で文学の階の1体目の幻想体として登場する。


幻想体バトルでは背景にもこの幻想体が存在し、速度ダイスを振ってこちらの行動を決定している際にコロコロ表情を変えている。

この幻想体は基本的に「今日の顔」という攻撃ページを使用するが、このページは背景に映る表情により威力が変化し、一番左の良い笑顔の時は2固定となるが、一番右の不機嫌な表情の時はなんと16固定となってしまう。


攻略法としては兎に角タイミングを見極めること。

良い笑顔であればこの幻想体の攻撃は全く驚異でないので行動を決めた後に幕を開始するのを待って表情が良い笑顔になるようにすべし。


攻略後に手に入る幻想体ページは「今日の表情」、「はにかみ」、「社会的距離」の3枚。

「今日の表情」は付与した司書にこの幻想体同様の表情が現れ、表情によってその幕の威力が増減する(-2~+2)もので、表情は幻想体バトルでのこの幻想体同様に準備段階で変化し、不機嫌な表情である程威力が高くなる。簡単に威力を2上昇させることが可能で表情を狙うのも難しくはないので普通に有用である。ただし、前作や幻想体バトルとは違って不機嫌な顔を狙うべきなので注意。

「はにかみ」は付与した司書の防御ダイスの威力が1-2上昇し、カウンター時の混乱ダメージが2-7上昇するもので、特にデメリットがなく、タンク役につけると強力。

「社会的距離」は付与した司書がページの使用時にそのページの守備ダイスの数だけ防御ダイスの威力が上昇するもので、反撃以外の防御・回避ダイスの数だけ防御ダイスの威力が上昇する。「はにかみ」同様タンク役につけると強力。


余談編集

今日は恥ずかしがり屋(恥ずかしがり屋の今日の顔)は、作業内容でも職員のステータスでもなく、作業を開始するタイミングでその成功率が変化する初のアブノーマリティである。


なぜ今のような姿となったのか不明だが、ストーリーから以下のことが推察できる。


この皮膚の覆いに隠れた人物は、とある都市のいつも悲しそうな人間だった。

実際は、この人物は『恥ずかしがり』で、感情表現が『下手な』人間なだけだった。

しかし、社会はこの人物が他の人も悲しくさせると判断し、幸せそうであることを強制した。

彼は社会からの弾圧を感じ、自分の皮膚を干して、皆を悲しませないため、幸せにするために笑った。

なぜそんなことをしたのか人々が尋ねたとき、この人物は「私は恥ずかしがり屋だから...」と答えた。


どのようにして施設に来たのかは不明だが、言及されている都市から連れられてきた可能性がある。

ストーリーではhe/she、両性別の代名詞が用いられているため、その性別もまた不明。


関連タグ編集

Lobotomy Corporation/Library of Ruina:登場作品

アブノーマリティ TETH


恥ずかしがり屋 シャイ  表情 ルーレット


すっげえキモいデザインだな!:言われてみればそう見える。

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