概要
1969年〈昭和44年〉9月28日生まれ。
愛知県名古屋市出身。研音所属。夫は俳優の緒形直人。長男は俳優の緒形敦。次男はモデルで俳優の緒形りょう。義理の父は俳優の緒形拳。義理の兄は俳優の緒形幹太。
児童劇団ひまわりから、1980年、東京12チャンネルの時代劇ドラマ『大江戸捜査網』に出演し、1981年、ANBテレビドラマ「判決-生きる」でレギュラーデビュー。名子役と評される。
1984年に放送されたサントリーの炭酸飲料「サスケ」のCM、1986年に日本テレビで放送された連続ドラマ『セーラー服反逆同盟』の主演などアイドル女優としてテレビでも活躍する。
一方、軒並み大作映画や話題作に出演しており、特に、1982年度東映映画『鬼龍院花子の生涯』や、1983年『白蛇抄』では大物女優としての片鱗を見せ各関係者の大評判を得、『白蛇抄』出演により、1984年度日本アカデミー賞新人俳優賞、第8回くまもと映画祭新人女優賞を受賞している。
1984年には、15歳で歌手としてもシングル『青いSunset』で正式レコードデビュー。その声質と歌唱力にも定評があり、1987年までに、シングル4枚、アルバム2枚をリリースしている。
1990年代には、TBSの連続ドラマ(『ホットドッグ』、『クリスマス・イブ』、『卒業』、『あの日の僕をさがして』、『徹底的に愛は…』など)に多数主演。
1993年、ドラマ「西郷札」(1991年)で共演した俳優の緒形直人と結婚。
2018年7月スタートの連続ドラマ『この世界の片隅に』(TBS系)で主人公・すずの母の浦野キセノ役を演じ、1995年以来女優復帰した。