説明
日本料理(和食)における、会席で最初に出される軽い料理(おつまみ)のことで、『お通し』『座付き』『付き出し』とも言う。
お酒と共に出されることから『酒の肴(さかな)』と呼ばれるようになったとされる。
会席(酒席)料理の順序は、以下のようになっている。
お酒⇒先付け(先付とも)⇒前菜(お凌ぎの場合も)⇒椀物(吸い物)⇒向付(刺身/お造り)⇒煮物⇒焼き物⇒揚げ物⇒ご飯・香の物(漬物)・止め椀(味噌汁)⇒果物
居酒屋で出す場合は、主に『お通し』と呼ばれることが多い。
この場合は席料といった意味合いが強く、頼んでもいないものを勝手に出されたと不快に思う客もいる(特に下戸や訪日外国人)。
もっとも日本人も、外国でチップの支払いに戸惑うこともあるので、お互い様といえばお互い様である。