概要
本項はある程度のネタバレ要素を含むので
※あらかじめ了承のうえ、閲覧のこと。
作品そのものに関しては『BLAZBLUE』の項目を参照。
アークシステムワークス製作の2D格闘ゲーム『BLAZBLUE』の作中時間軸において、100年前発生した『第一次魔導大戦』にて『黒き獣』と呼ばれる怪物を倒した伝説的存在。
メンバーの大半が事象兵器アークエネミーを所有する。
『アークエネミー』とは簡単に言うなら非常に強力な力を持つ兵器。その代わりに対価を要求し、力の弱い者では制御できずにその力に呑まれてしまう。後述の『魔法使い・ナイン』によって創り出された。
大戦当時と現在において外見が異なっている者及び故人もいる。
※人間でないもしくはそれに準ずる者がいるため、単純に100年前といっても寿命で死んでいるとは限らない事に注意。
メンバー
六英雄のリーダー格とされている。現在においても多くの人間に名前が知られる存在。暗黒大戦後とある理由で封印されていた。力の大半と記憶を失う形ではあるが、現世に復活している。
アークエネミー『斬魔・鳴神(ざんま・おおかみ)』を所有。
※大戦後鳴神はコアを抜かれ弱体化している
「双蓮の隻眼」の異名を持つ切り込み隊長として後に語られる隻眼のネコ。
作中において『地上最強の生物』と呼ばれるがオーガではない。主人公ラグナの師匠であり、ココノエの父親。またタオカカ達カカ族の元になった存在。大戦当時より姿が殆ど変っていない。
アークエネミー『夢刀・六三四(むじん・むさし)』を所有。
※大戦後六三四はコアを抜かれ弱体化している
六英雄のひとりではあるが、後に全員を裏切る作中における出来事全ての元凶。
前述の『黒き獣』でさえこの人物の策謀の副産物であった。大戦時はナインにより絶対服従の魔法マインドイーターを掛けられ、無理矢理従わされていた。ナインはテルミには頼りたくはなかったが、黒き獣を倒すためにはテルミの持つ膨大な知識が必要不可欠であったため、協力せざるを得なかった。
大戦後は黒き獣の心臓を持って逃亡、その後他の六英雄を抹殺しようとするがナイン、トリニティ殺害後にハクメンと獣兵衛により封印される。
今まで複数の『依り代』を使っており、時代により容姿が異なる。作中では大体共通した顔と体格を持つ『依り代』を使っている。復活した現世においてはハザマと呼ばれる依り代を使用する。
アークエネミー『蛇双・ウロボロス(じゃそう・―)』を所有。
※大戦後ウロボロスを隠匿し本来の出力を保ったまま現在まで所持している。
六英雄ではあるが、現在は名前を知られていない魔法使い。白金の錬金術師(プラチナ=ザ=トリニティ)は当時の通名。大戦当時は長い金髪に眼鏡をかけた温厚な女性。
であったが、何を間違ったか現在は魔法少女である。大戦時の人格であるトリニティは現在表面に出ておらず、セナとルナという2つの人格が表面に出ている。ぺろぺろ
アークエネミー『雷轟・無兆鈴(らいごう・むちょうりん)』を所有。
※イラストの左はグラスフィール、右はプラチナ。
※大戦後無兆鈴はコアを抜かれ代わりにトリニティの魂が収まっている
六英雄の指揮をとったとされる人狼。
ハクメンいわく藍錆の俊狼。人型と狼型とその中間の姿をとることができる。レイチェルの父クラヴィス=アルカードに仕える執事。理の外の存在であるためと、アークエネミーの所持を辞退し素手で黒き獣と戦い抜いた。
大戦後アルカードの城に帰っていたため、テルミの裏切りの場に立ち会わせていない唯一の六英雄になった。現世においても老いた姿で登場し、クラヴィスの娘レイチェルに仕えている。
大魔道士ナインの名で知られる魔女。
暗黒大戦時に『魔法』と『科学』を融合させた『術式』と、神輝ムラクモを除く全てのアークエネミーを開発した。
一般には知られていない、英雄ブラッドエッジの忠告でテルミを警戒し、絶対服従の魔法マインドイーターをテルミにかけた上でこき使っていた。極度のシスコンで妹セリカの事になると見境がない。大戦後マインドイーターを解呪したテルミに殺害される。
※作中における『術式』とは登場人物が使用する能力の総称であり、作中世界観において、純粋な魔法使いはほぼ存在しない。
六英雄と並ぶ人物
後世には伝えられていない、七人目の英雄。事象兵器ニルヴァーナの元所有者。大戦では他の六英雄と並ぶ活躍を見せたが、ナインの意志により六英雄から除外された。世界が黒き獣に対抗すべく生み出した「秩序の力」であり、周囲の魔素を抑制し、魔素を原動力とするものを無力化する力を持っている。
大戦後は黒き獣の亡骸の上に教会を建て、そこで再会を約束した「ある人物」を待ち続けた。また、現世においてはその力を必要としたココノエの手によって復活を果たす。
※ニルヴァーナは大戦後、コアを抜かれたうえで封印され、後に第七機関に発掘される
ブラッドエッジ
六英雄が結成される以前に、ナイン、獣兵衛らと共に黒き獣に立ち向かった英雄。
暗黒大戦初期に黒き獣を一年間の休眠に追い込んだが、その戦いの中で姿を消してしまう。小説版フェイズシフト0でその正体が明かされる。ナインに「ユウキ=テルミに気をつけろ」と伝言を残した存在。
主人公ラグナ=ザ=ブラッドエッジのブラッドエッジの名は獣兵衛が彼から取ってラグナに与えた名前であり、ラグナの上着と剣も元は彼が所持していたものである。
ゲーム中での存在
クロノファンタズマでは彼らがメインとなる『六英雄シナリオ』が収録されている。