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プロフィール
身長 | 145cm |
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体重 | 31kg |
誕生日 | 10月31日 |
血液型 | AB型 |
出身地 | トランシルヴァニア (ルーマニア) |
趣味 | お茶(好きなお菓子はミルクレープとフィナンシェ) |
大切なもの | 時間、マイセンのティーカップ |
嫌いなもの | 退屈、ピーマン |
CV | 植田佳奈 |
バックボーン
ヴァンパイア血族アルカード家の現当主。
「当主」とはいっても先代から受け継いでいるものは巨大な古城と執事のヴァルケンハイン=R=ヘルシング、 そして黒猫のナゴと赤コウモリのギィのみ。
退屈が大嫌いな彼女は楽しいことを探しに城を抜け出すことにする。
そして傍観者として世界を見るうちに、世界を変えるべく自らの意志で世界の表舞台へと、その存在を晒していく。
性格
教養も有り知性も高く物静かではあるが高慢高飛車で自己中心的。
自ら動くことはほとんどなく、基本的にお供のナゴとギイがお世話をしている。
だが、扱いは荒く特にギイの方は毎回死にそうになっている。
人物
いかにもお嬢様といった容姿と、物静かで高貴な佇まいから清楚な印象を受けるが、その本性は作中屈指のドSで毒舌家。ヴァルケンハインなどの例外を除き、どんな相手にも見下した態度を取り、隙あらば挑発・皮肉・罵倒を浴びせる。それでいて相手の無礼、横暴さは許さず、自身をおちょくる相手は雷で制裁するという理不尽さも備える。事実、アーケードのストーリーでは、相手の態度・言動が気に食わないから懲らしめてやるという展開が多い。
特にラグナは大のお気に入り(?)らしく、顔を合わせるたびにおちょくっては口喧嘩をしている。ただしほとんどのケースはラグナが一方的に怒るだけで、レイチェルは至って平然としており、喧嘩というよりはラグナの反応を見て楽しんでいる節がある。
執事であるヴァルケンハインの前では、普段の毒舌ぶりは鳴りを潜め、寛容かつ素直な態度でいることが多い。獣兵衛とは互いに協力し合う仲で、幾分か敬意を払っている様子が見られる。ほかアマネ=ニシキに対しても同じ傍観者繋がりか、素直に賞賛の言葉をかけるなどしている。
相手の発言に腹が立ってもそれを表情に出すことは少ないが、テルミから「嫌味言うけど捻りがないから、言われても別に腹が立つ気にもならない」と、馬鹿にされた際にはさすがに不機嫌になっていた。
公式としては「ツンデレ」らしいが、初期の『CT』ではデレは皆無であり、ツンデレというよりは性格の悪いお嬢様といったキャラであった(ただし昔の意味のツンデレと解釈すれば、このキャラ付けは間違っていない)。
後に家庭用が発売され、ストーリーモードなどにおいて、(ラグナに対する)幾分かのデレ成分を散見することが出来るようになった。普段は傲慢且つ超然とした態度を取る彼女が垣間見せるその表情は必見。
その後も新作が発売されるたびに(特に家庭用で)デレ要素を加速させていき、最終作が出る頃にはツンデレヒロインとしての確固たる地位を築いていた。
- 『CS』ではバッドルートで悲劇的な結末を迎えるラグナを看取る、宿敵テルミを前に怒りを露にするラグナを諭すなど、保護者的な一面を発揮。また回想シーンでは、獣兵衛のもとで修行中のラグナのもとへ行き、ちょくちょくからかっていたことも明らかになった。
- 続く『CP』でも、蒼の魔導書の存在に疑問を抱き消極的になるラグナを叱咤する、自らの意思で行動しようとするノエルを影で支えるなど、一行の指導者として活躍。
- 最終作『CF』でも、度重なる能力の行使によって転移を使えないまでに弱りながらも、終盤までラグナ達の戦いを見守り続けるという、健気さを見せた。特にラグナとの別れと、エンディングのシーンはレイチェルファンなら必見。
- ほかギャグシナリオでは、「モテメガネ」なる女性に好かれるアイテムを開発、それをラグナに着けさせ、ラグナと女性陣の暴走ぶりを楽しむという話が展開された。なおレイチェル自身にはモテメガネは効かなかった。というのもこのモテメガネ、初めから好意を抱いてる相手には効果がないとのことだが…?
設定
クラヴィス=アルカードの遺作であり、彼の後継者。暗黒対戦時代に誕生した。
世界の理から外れた存在であり、ハザマ曰く「創造主」の側に近いとのこと。
作中では「傍観者」と呼ばれている。
不死者であり、何があっても死なない(死ねない)身体を持つ。
生まれた時は現在より幼い姿であったため、不老ではないと思われるがその辺りの事情は不明。
クラヴィスの意志を尊重しており、ありのままの世界を肯定すること、世界を変えるのはその世界に住む人間であり外野が関わるべきではないことを、信条としている。
そのため現在の世界を偽りだとし、その滅日を目論むテルミ、イザナミとは敵対関係にある。また過去の人物でありながら現世の出来事に介入しようとするハクメンのことは、あまり快く思っていない(逆にハクメンは見て見ぬ振りのレイチェルを非難している)。
吸血鬼と言う設定だが、本人の過去と「吸血は下賎な行為」と考えており、吸血するシーンは全くない。しかし過去に1度だけ吸った経験はある。
ブレイブルーの世界では、同じ時間軸が何度もループし、その度に人々の記憶もリセットされるという現象が起きている。しかしレイチェルはその枠組みから外れた存在であるため、記憶がリセットされることはなく次のループに臨んでおり、気の遠くなるような永い時間を生きている。
遠く離れた場所に転移する、雷撃で対象を焼き尽くすなど、人知を超えた能力を持っている。また三輝神「ツクヨミユニット」の所有者であり、その力により都市一帯を壊滅させるような兵器の攻撃でさえ防いでのける。その力は作中最強クラスで、あのテルミが警戒するほど。
しかしこれらは「世界の出来事に干渉しない」制約のもとで行使できる力であるらしく、使えば使うほど力が弱まっていくというリスクを負っている。
こうした事情から『CT』トゥルーエンドまでは一貫して不干渉の立場を取っており、ループする世界に対し何もせず(できず)に傍観者として振舞っていた。しかしノエルの干渉により、世界のループが断ち切られたことで、ようやく舞台に上がることを決意。
ツクヨミユニットの力を行使して、歴史修正のために放たれたタケミカヅチの砲撃を防ぎ、世界がループを脱出するのを手助けした。以降はテルミ等に対抗するためにラグナやノエル達に助言を与える立場をとっている。
服装
黒のゴスロリ衣装を身に纏う。頭の黒いリボンが兎の耳のように見えるため、ラグナからは「ウサギ」と呼ばれている。なお下着は丈の長いドロワーズで、素足はほとんど見えない。
かなり低露出な衣装に見えるが、実はケープの下はノースリーブであり、肩を上げたときに腋が見えるようになっている。5Cなどを使うと、腋チラが楽しめる。
ゲーム中の性能
彼女は設置した避雷針に雷を落とすソード・アイリス等を筆頭に、雷や風を操るといった吸血鬼キャラとしては珍しい特性を持っている。
必殺技がすべて「オブジェクト設置技」か「飛び道具」に分類されている遠距離攻撃タイプで、それらを風を操るドライブ能力「シルフィード」で動かして戦うテクニカル・キャラクターとしてデザインされている。
即効性のある飛び道具こそ持たないものの、高い空間制圧力を誇る。特に、「ゲオルグ十三世」(通称カエル)による拘束と、任意のタイミングで動かせる飛び道具「インピッシュ・シプソフィラ」(通称カボチャ)が非常に優秀で、相手の起き上がりに両者を重ねることで、暴れと移動受身を封じながらの起き攻めも可能。
反面、基本的な移動能力や通常技のリーチに欠けるほか、必殺技の隙が大きい。ゆえに、必殺技を使いこなして優位な状況を作り、安全に接近してガードを崩していくのが勝ちパターンとなる。
シルフィード
レイチェルのドライブ能力。フィールドに任意の向きの風を吹かせて、キャラクターの挙動や飛び道具の動きをコントロールすることができる。使用回数に制限はあるが、地上で時間経過することで回復する。
レイチェル自身のジャンプを(下方向に風を吹かせることで)抑制して超高速の中段攻撃を仕掛けたり、飛び道具を相手に合わせて動かすのが主な使い方だが、追い風でダッシュを加速させて奇襲を仕掛けたり、地上受身やバックステップと同時に風を吹かせた回避行動も可能。
また、コンボの際にはレイチェルを相手の方に押して攻撃を当てるといった用途がある。ゆえに立ち回りで使い切ってしまうとコンボが貧弱になり(逆も然り)、常に残量を管理するスキルが要求される。
総じて、非常に自由度が高い反面、有効に機能するかどうかはプレイヤーの判断力に寄るところが大きい。
CALAMITY TRIGGER
飛び道具キャラとはいえ、打撃攻撃も性能自体は悪くなく、特に「レバーいれ+B」のフォークはカウンターヒットすると非常に長いよろけを誘発し、始動補正が皆無であるため大ダメージが見込める強力な技である。「レバーいれ+A」(ナゴがアッパー決める技)も判定が強くアーマーがあり、対空技にもかかわらず相手の地上攻撃に一方的に打ち勝つほど強力。
またディストーションドライブの「バーデン・バーデン・リリー」は、レイチェル本体と避雷針に雷を落とす技で、攻撃力が非常に高い。「レバーいれ+A」からヒットすれば追撃含めて5割以上、避雷針をまとめ置きしてから使用すれば、場合によっては7割以上の大ダメージを見込める。
結果的には強力な打撃攻撃で相手にプレッシャーをかけ、カボチャでターンを奪いながら殴りかかるインファイターになってしまっている。
弱点は切り返し手段のなさで、出始め無敵を持つ技はシステム共通の「カウンターアサルト」ぐらいしかなく、その性能も低い。「しゃがみC」(ナゴが電気椅子になるモーション)もアーマーがついており、切り返しにつかえなくはないが、投げには無力なうえアーマー付加が5フレームからで、ガードされるとしゃがみカウンター喰らいの反撃が確定してしまう。
ふわふわとしたジャンプの性質のためか、ニューが持つドライブ攻撃の格好の標的となりやすく、ジン=キサラギの固めなども辛いため、不利がつくとされる。また喰らい判定が特殊で(主にナゴのせい)、レイチェル専用のコンボなども多い。画面端でノエルのスライディングを喰らうとひどいことになる。
バックステップなどの性能は悪くないが、攻められると非常に辛く、攻めていればほぼ無敵の極端なキャラクター。
CONTINUUM SHIFT
全体的に火力などを始め、ダウナー調整になっているといわれている。
シルフィードのゲージ回復仕様の大幅な変更、「ゲオルグ十三世」は新たに追加されたゲオルグゲージが最大にならないと再び蛙が出せなくなっている他、「レバーいれ+A」攻撃、「インピッシュ・シプソフィラ」の発生鈍化など、前作で強かった部分は大きく力を落とした。
代わりに空中発動可能になった「ソード・アイリス」や、「タイニー・ロベリア(A版)」の硬直減少などで固め能力・立ち回り性能は強化された。さらに飛び道具の拘束時間が長く、ガードクラッシュも狙いやすい、前作よりもテクニカルなキャラになっている。
とはいえ、ブレイブルーの攻めが強いシステム的にはかなり不遇であり、カウンターアサルトで飛び道具ごと消されてしまったり、一度固められたら脱出が非常に困難だったりと、対策されれば相当厳しいのは確か。
現状ではCTの時から一転、全キャラクター中、最弱クラスとして認識され、「口だけの最弱姫様」などと評価されてしまっている。
もっともC攻撃ループによるゲージ回収+時間稼ぎや、超バウンドを利用した大ダメージコンボなどは強力で、いったん端まで運んでしまえば無類の強さを発揮する。
CONTINUUM SHIFTⅡ
キャラの強さとしては、前作、前々作の中間程度の良調整とされる。特に、全体的な火力ほか「レバーいれ+A」、「インピッシュ・シプソフィラ」、「ジャンプC」、などの使い勝手が向上し、弱点は残しつつも明確な強みも持ち、勝ちパターン確立しやすくなった。
「タイニー・ロベリア」の硬直増加やゲーム全体の調整傾向から、逃げや待ちに関する部分は弱くなっていたり、相変わらずテクニカルで操作難易度の高い一面はあるものの、前作から見ればかなり強化されている。
CONTINUUM SHIFT EXTEND
作品自体の傾向としてダウナー調整であり、レイチェル自身も若干弱体化している。特に「しゃがみCからのコンボダメージの減少、ジャンプキャンセルやガードプライマー削り対応技の減少が痛い。
関連キャラクター
- ナゴ
声優は鈴木賢。
お供の片割れでオカマ口調の黒猫。セリフの端々から「マゾ」と思われる。
姿を変えられるらしく、よくレイチェルの傘や椅子代わりになっている。
ゲーム中では色んな姿になって、攻撃を繰り出す。レイチェルは攻撃するときはナゴを使っている。
また、ダメージモーションではレイチェルに変わって攻撃を受けている。
- ギィ
声優は椿世奈。
お供の片割れで赤い蝙蝠。せわしなく、よく喋る。語尾は「~ッス」。
ゲーム中でレイチェルは、ガード全般のアクションを取る時にギィを使っている。
執事。彼に対しては全幅の信頼を置いている。彼の作るスコーンが好物。
父。暗黒大戦が始まって間もなく死亡。
レイチェルによく似た容姿と声の吸血鬼の少女。レイチェルを成長させたような外見をしている。
ドライブも彼女と同じテンペスト。
外部作品への参戦
スクウェア・エニックスのアーケードカードゲームロードオブヴァーミリオンIIIのVer3.2でツバキと共にゲスト使い魔として参戦。
種属は不死、ジョブはマジシャン、タイプは「傍観者」、コスト40、ATK70、DEF100という中型使い魔として扱われている。
超覚醒時にアビリティ「タイニーロベリア」を行うとATK220:DEF200となり、シュータースタイルで避雷針を設置する。設置数は最大4本。設置後、アーツ「バーデンバーデンリリー」で敵を葬るのがスタイルである。このアーツは場所によっては敵の大軍をあっという間に消し去ることができる。ただし場所の管理が難しいため、どこに避雷針が設置したか確認する必要がある。
余談
- フリーライター、そしてロリコンであるマフィア梶田氏のお気に入りキャラである。『ぶるらじ』にて友人の杉田智和氏から暴露された。同氏から「プラチナじゃないの?」と突っ込まれたが、本人は「姫様っす」とレイチェル一筋を主張したとのこと。