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プロフィール
身長 | 178cm |
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体重 | 61kg |
誕生日 | 2月14日 |
血液型 | A型 |
出身地 | イギリス |
趣味 | ビンテージもののバイク集め |
大切なもの | ない |
嫌いなもの | 弱いもの、肉料理 |
ドライブ名 | 零刀(フロストバイト) |
性格 | 冷静沈着で他人には無関心だが、衛士としても指揮官として非常に優秀。しかし、本来の性格は野心家で嫉妬深く、独占欲が非常に強い。 |
CV | 柿原徹也 |
概要
『BLAZBLUE』シリーズの登場人物で、十二宗家の一つキサラギ家の次期当主候補。
世界虚空情報統制機構(以下、統制機構)第四師団に所属し、師団長を務めている。階級は少佐。
主人公ラグナの実の弟で、ヒロインであるノエルの上官。ツバキは幼馴染で、特に親しい間柄。
生まれながら高い術式適正を持った秀才で、その優秀さから士官学校時代は生徒会長を務めた。卒業後は統制機構の衛士となり、イカルガ内戦において主犯格であるテンジョウを討伐する戦果を上げる。この功績から現在の地位を与えられ、世間には「イカルガの英雄」としてその名を知られている。
「秩序の力」と呼ばれる特異な存在でもある。持っている刀は「事情兵器ユキアネサ」。
普段は無表情の美男子だが一部の相手には態度が極端に変わる為、『CT』リリース時にはユーザーの反響が大きかった。これについて開発陣は「ジンはカイとはまったく違った方向で“一度見たら忘れられないキャラクター”にしたかった」と語っている。
アーク公式の通販グッズで抱き枕カバー化。森プロデューサーが初めて描いたカバーイラストでもある。完成イラストはこちらを参照。簡潔に言うとエロい。
人物
性格
成績優秀・品行方正な好青年で、士官学校時代には生徒会長を務めており、柔和な人柄でありつつも時には厳しく後輩を指導するその姿から、ツバキを始め多くの生徒達の憧れとなっていた。卒業後に衛士となってからも”模範的な人物”としてその名を知られている。
しかしその実態は嫉妬心・独占欲の強い冷血漢。内心では実兄ラグナと幼馴染ツバキ以外に関心を持っておらず、上記振る舞いもトラブルを起こさないための処世術の一環に過ぎない。
卒業後は「学生気分は終わり」という名目で以前の柔和な振る舞いを止め、無駄を嫌い、クールに物事を判断するドライな人物へと変貌した。自分が統制機構にとって都合の良い「作られた英雄」であることも理解しており、今の立場や肩書きにもなんら興味を持っていない。統制機構や出家であるキサラギ家への忠誠心も皆無。
以前から親しい人物にも辛らつな物言いや無関心な態度を隠さなくなったため、当時の人柄を知るマコトやツバキからは違和感を抱かれている。
目上に対する礼節にも欠けており、格上の存在である六英雄やレイチェル、立場上は上官のカグラ(大佐)やレリウス(技術大佐)、果ては統制機構の頂点である帝にすら平気で無礼を働く。
一応『CS』後に修行をつけてもらった獣兵衛や、かつてのシスターの面影を感じるセリカなど一部の人物には素直に従っている。
また『CT』と『CS』ではユキアネサの精神支配を受けているため、ラグナを前にすると強烈な殺意と幼児退行により、珍妙な物言いでユキアネサを振り回す狂気の人物へと変貌する。
秩序の力に目覚めた『CP』以降は支配を脱しているが、別の理由によりやはり以前同様、強く執着する。一方で本来の人格を取り戻したため、他の人物に対しては以前よりも丸くなった。
幼い頃は泣き虫かつ臆病で、よく「月が怖い」として夜中にラグナに泣きついていた。泣き虫と臆病は卒業したが、月には今でも苦手意識を持っている。
なお幼少時の出来事は今でも良く覚えており、『CF』ではきょうだいで過ごした日常を「幸せだった」と振り返っている。
一応人間らしい個性もあり、ある設定によると統制機構施設の近くにある倉庫を無断で私物化しており、そこに趣味のビンテージもののバイクやそのパーツを大量に保管し飾っているとのこと。だが肝心の免許を持っていないので運転できず、主に磨いたり観賞したり、たまに乗る真似をして楽しんでいるそう。
人間関係
- ラグナ
実兄で殺意の対象。「黒き獣」となって世界を滅ぼす存在であり、秩序の力を持つジンにとっては倒すべき「 悪 」である。
一緒に暮らしていた頃は家族として純粋に慕っており、実妹サヤと兄を巡って喧嘩することもあった。当時の出来事はジンもよく覚えており、『CS』まではユキアネサの支配により殺意一辺倒だったが、それを脱した『CP』以降は家族としての愛情と秩序を守る者としての責務、双方が入り混じった複雑な感情を向けている。
- サヤ / 冥王イザナミ
実妹だが作中の時系列では既に故人であり、ジンも話題に出すことは滅多にない。肉体だけは生きており冥王イザナミという別人格が宿っているが、家族としては見ておらず「倒すべき悪」との認識。一応「サヤ」と呼んではおり、妹の名誉のために終わらせようとしている節はある。
なおノエルの描写から仲が悪いと思いきや、むしろ良好で、幼少期はお互いラグナを巡って喧嘩したり、時には兄として面倒を見たりと微笑ましい生活を送っていた。
- ツバキ
キサラギ家の養子になってから知り合った仲で、同じ十二宗家の人間として幼少期から付き合いがある幼馴染。他者を有象無象のひとつと見なすジンが唯一心を許す存在で、お互い心の支えとしている。卒業後は疎遠になっていたが向ける想いは変わらず、『CS』でのツバキの危機には本気で焦りを見せていた。
ただし世界を守るために秩序が必要で、ジンこそがその立場に相応しいという心酔じみた思想にはあまり共感していない。
- ノエル
昔の後輩で現補佐官だが個人的に苦手としており、出会うたびに何らかのヘイトを向ける。士官学校時代は突き放すような態度を取りつつも、ノエルの尊厳を傷つけないよう一定の配慮をしていたが、卒業後は一切の容赦を失い、事あるごとに罵倒しては彼女の存在を否定するようになった。ただ術式適正と戦闘技術の高さは評価しており、土壇場の状況では彼女を頼りにすることも。
嫌う理由は重大なネタバレになるので明かせないが、世界の核心に迫るある事情が深く絡んでいる。
- マコト
ジンにとってはいち後輩(部下)の認識だが、その人柄もあってか他の人物に比べれば比較的まともな扱いをする。当のマコトにとっては憧れの人で意識している描写もあるが、ツバキに配慮してか一定の距離を保っている。
秩序の力
世界(惑星)が地上を守るために自然界に与えた”悪に対抗する力”で、ジンの存在そのもの。
ブレイブルー世界では歴史の節目でこの「秩序の力」として生まれる人間がおり、ジンの場合は世界を破滅させる「 悪 」を認識する力を持っている。ハクメンの描写からすると、悪を終着点としてそこに繋がる存在が「 線 」として映るらしい。
『CT』時点ではまだ未覚醒であり、『CS』にて正式に力として目覚めた。その後、獣兵衛との修行を通じて完全に己のものとした。
なおここで言う悪とは世間を困らす悪党ではなく、地上や生態系を物理的に破壊する存在のことで、無秩序に殺戮を行う「黒き獣(ラグナ/ν-13)」や、世界の根幹を成すマスターユニットを破壊せんとするテルミ、冥王イザナミなどを指す。
秩序の力はその時の状況次第で与えられる性質が変わるようで、セリカの場合は「魔素を中和する能力」となっていた。また必ずしも対象が人間とは限らず、魔素を中和する「鉱石」といった形で、自然そのものがこの力を持っている場合もある。
キャラクターの性能
どの間合いにも対応でき、飛び道具・対空技(無敵対空技含む)・突進技と一通り揃っている。
体力「11500」、ネガティブペナルティ耐性「6」、ガードプライマー「5」となっているので防御力は高く、ラグナとは対照的。
扱いやすい技が揃っているので、ラグナと同じく初心者向けだが、守り重視の性能になっている。
ドライブ技の効果は相手を氷結させる。『CT』はレバガチャしか回復手段がなかったが、『CS』では自動解氷になり、「のけぞり」と同じ効果になっている。
また、彼だけパワーゲージに相当する「ヒートゲージ」を25%消費することで、氷結効果が付く必殺技が出せる特徴を持っている。ジンの場合、ノーゲージでドライブ技の効果が追加される必殺技が出せるのはさすがに問題があるゆえと思われる。
CALAMITY TRIGGER
強キャラに対抗しやすいため、「3強」の次点として扱われる。余談だが中ボスがハクメンじゃないため、他と比べてアーケードモードのクリアが多少楽。
発生が早くカウンターヒットするとリターンが取れる5Bを筆頭に、リーチが短いながら高性能な近接技を持ち、ほとんどの技がジャンプキャンセル可能なので固め性能が非常に高い。うかつに切り返そうとすると対戦相手は痛い目を見る。
暴れ潰し、見えないめくり、対地対空として超高性能な空中飛翔撃など、立ち回りで圧倒的な強さを持ち、飛び道具もあるので「やることがない」間合いがない。また超高速で衝撃波を飛ばす「凍牙氷刃」によって、うかつに遠距離で動く相手に大ダメージを与えることができる。
コンボも簡単で、火力が若干低いものの、それも状況しだい。画面端へ運ぶほどコンボが簡単になり、火力も増加していく。一撃で画面端まで運んでしまう霧槍突晶撃や6Cループなどで運び性能も高い。
リターン、発生、無敵時間などで使い分けられるA~D昇竜により切り返しもばっちり。体力も高くバックステップの性能も良い、といいことずくめ。コンボの見た目もカッコいい。
ジャンプ移行フレームが一人だけ多いという点を除けば、必要なものは全部持っている形。ほとんど不利なキャラがいない。強キャラに相応しい性能である。ただし相手によって立ち回りを変え、アドリブを効かせる必要が多く、安定して勝つのは結構難しい。闘劇ではジン勢は早々と全滅してしまった。
CONTINUUM SHIFT
固め性能が若干落ち、飛び道具の性能などが向上。またリーチの長いJCを獲得し、牽制と立ち回り重視の性能に変化している。
JBの弱体化や各種技の発生鈍化によって、近距離での差しあいが弱くなり、B霧槍でダウンが取れなくなったため安定性が落ち、補正の変更で火力も大幅に落ちてしまった。自分が得意で相手が苦手な距離を意識して動く必要がある。またコンボに雪華塵を組み込む必要性が増したため、やたらCボタンを連打しなければならず指が疲れる。
もっとも依然としてできることは多く、万能さは残っている。めくりなどの崩し手段も多彩で、昇竜の高性能さから相手に生ぬるい攻めを許さない。また非常に判定が厚くどこからでもコンボとして繋がり、初段がヒットすれば全段確定の超必殺技「氷翼月鳴」が強力で、ダメージ保証値が高い。殺しきる能力は高いといえる。
火力差で厳しい相手も多いものの、汎用性の高さと研究の進み、恵まれたプレイヤー性能から、闘劇決勝にまで上り詰めたキャラクターの一人である。
CONTINUUM SHIFTⅡ
画面端へ運んで高火力コンボを行う、というCSⅡのシステムコンセプトが、そのままジンのキャラクターコンセプトであるため、かなり優遇されているキャラである。
各種D技の補正が若干悪化し、6Aからノーゲージで追撃不可となったものの、雪華塵のヒットストップ減少からのコンボ安定化、B吹雪の受身不能時間増加、5Cの対空判定強化などの微調整が施され、かなり使いやすくなっている。
氷翼月鳴もダメージ保障は落ちたものの、乗算補正はよくなり、ゲージの吐きどころは相変わらず豊富。
また裂氷のダメージ増加+受身不能時間増加から、何度も拾いなおす裂氷コンが開発される。これが今作の高火力コンボの筆頭である。
もっとも裂氷にバーストをあわせられると、ジンのほうが死んでしまうのはご愛嬌。
過去
幼少期
出自は不明。レリウスの研究所に兄ラグナ、妹サヤと共に閉じ込められていた。後に獣兵衛によって救出され、セリカの運営する教会へと預けられる。
四人でしばらくの平穏を過ごすが、ある時、レリウスの依頼を受けたテルミにより教会が襲撃される。目的はサヤの誘拐だったが、テルミの個人的要件に利用するためにジンも一緒に連れ出された。シスターは殺害され、ラグナも瀕死の重体となった。
攫われたジンはキサラギ家に送られ養子となるが、ユキアネサの影響ですべてに無関心で冷徹な性格に変わってしまっていた。
なお一方のサヤはレリウスのもとへ送られ、冥王イザナミを宿すための器に改造されている。
少年期(キサラギ家養子)~士官学校時代
キサラギ家は見込みのある子供を集め、特に優れた人物を跡継ぎにする特異な家系であった。そこで頭角を現したジンは次期当主・最有力候補となり、また術式適正歴代1位の成績で士官学校へ入学した。なおこの記録は後にノエルに塗り替えられる。
この時点である種の処世術を身に着けていたようで、世間一般には好青年として振舞い、生徒会長として皆の憧れとなった。ある事情から半年早く卒業、ひと足早く統制機構の衛士となる。
なおこの時点ではラグナが生きていると知らないため、『CT』以降の狂気はほぼ見られない。
イカルガ内戦
しばらくしてイカルガ内戦が勃発、兵士として前線に出る。そこでイカルガ連邦の元首テンジョウを討ち取り、内戦を終結に導く。この功績で2階級特進(実際には1日に1階級ずつ2日かけて昇進)し、史上最年少の師団長となった。
ただこれついて本人は「自分以外にも終わらせることができる人物はいたが、統制機構内部で粛清されていった」と懐疑的であり、一連の出来事が統制機構に作られたシナリオだったことを自覚している。
なおテンジョウを討った際に内戦の「真実」に気付いたのだが、直後に現れたテルミによって記憶を消去されている。
統制機構からの脱走
『CT』の時系列より少し前、反逆者ラグナ=ザ=ブラッドエッジの指名手配を聞き、実兄が生きていることを知る。
事象兵器ユキアネサの精神支配により、ラグナへの強烈な執着心と殺意が芽生え、彼を殺すべく統制機構を脱走、単独で第十三階層都市カグツチへと向かう。世間的には謎の暴走として認知され、補佐官であるノエルがハザマと共に追跡することとなった。
外部媒体
スクウェア・エニックスのアーケード用カードゲーム『ロードオブヴァーミリオンⅡ』にVerRE2から参戦。
MMOオンラインアクションゲーム『LOST SAGA-ロストサーガ-』では、ジンのコスチューム4種とそれぞれのコスチュームに対応した技が使用できる。
PSO2の有料スクラッチ「ヴァーサスブレイブルー」では衣装・髪型・武器迷彩のユキアネサが配信。
ちなみに衣装は女性用も配信(ラグナの衣装も同様)されている。