注意!
カグツチ周辺で以下の特徴を持ったキャラがうろついています!発見後即萌えてください。
- 何か猫っぽい
- 顔は真っ黒で、素顔かどうかわかりづらい(※)。
- コートを着ており中身はサスペンダーとブルマのみである
- 女性の胸を肉まんやクッション呼ばわりする。しかも、大きさにうるさい。
- しかしそもそも本人の胸がかなり大きい
- 戦いになるとコートやブーツの隙間から金属製の爪が出てくる。
- 肉まんが好きである
- アラクネのことを目の敵にしている
※:ただし「頬のライン=輪郭ははっきりとわかる」「口を開けた際は歯の一本一本まではっきりわかるなど、表情の変化が極めてわかりやすい」「顔全体が陰で隠れてしまうという設定だとしたら無理がある程度の大きさしかないフード」という点からこの真っ黒の顔が素顔である可能性は高い。
…おちゃらけるのはここまでにしておいて。
概要
ブレイブルーに登場するカカ族の女の子である。
カカ族について書くと長くなるので割愛。
茶目っ気たっぷりで、見ていて和むが、戦闘能力はかなりのモノ。
ゲーム的にはスピードキャラ。
猛スピードで動き回り、一撃をたたき込んでいくスタイルである。
プロフィール
性格
天真爛漫で気分屋。
純真無垢な心の持ち主……だからなのか、人の話を全く聞かず、何でも見た目で判断する。
内に秘められた能力には類稀なるものがある。
人の名前を憶えない事から訂正を求める声はある。「形容詞+人」「名詞+の人」と呼んでいる。
ラグナとは仲が良く、一緒に旅をすることになる。レイチェル以外でラグナと一緒に描かれることは何気に多い。ラグナも鬱陶しく感じる時はあるが、基本的に関係は良好。
その反面、統制機構関係からは「馬鹿」「ない人いうな」「破廉恥」「猫は嫌い(苦手)」と受けが非常に悪い。約1名、嫌いなものに「猫」って公言しているが。
ライチ=フェイ=リンやハクメンは「行儀が悪い」、「躾がなってない」と叱り飛ばしている。
バックストーリー
「黒き獣」を討伐した六英雄の一人「獣兵衛」の遺伝子から産み出された生体兵器の末裔。
カグツチの下層にあるカカ族の村で、のほほんと暮らしていた彼女だったが、
突然疼きだした魂の叫びに触発され、元気いっぱい村を飛び出す。
ゲーム中の性能
CALAMITY TRIGGER
機動力の高さを生かし、裏周り・空投げなどからダメージを取っていく、見た目どおりの高速キャラ。通常技の中では、発生が非常に早くリターンも大きい5Bや、ガードさせてもさほど不利ではなく、判定が強くリーチも長い6Cが強力。後者は通常ヒットでも壁バウンドを誘発する。
また、ジャンプ攻撃も軒並み優秀。投げの間合いも広く、火力も決して低くはない。
カウンター・アサルトは無敵状態で相手の裏に回りこむ特殊行動で、一部の攻撃にあわせると反撃が確定する、全キャラ中でも最強レベルの性能。さらに猫歩きと呼ばれる、非常に低姿勢になるモーションが存在し、相手の空中攻撃をスカすことができる。
と、ここまで聞くとすさまじい強キャラのように聞こえるのだが、「格闘ゲームではなくシューティングゲーム」とすら揶揄される『CALAMITY TRIGGER』には、そんな半端な性能は通用しなかった。
ガードクラッシュしやすいために、アラクネの霧をガードした瞬間詰みかける他、レイチェルの6Aに勝てる技がほとんどない、崩しが貧弱、3強+カルルの火力が高すぎ、といった理由で、持ち前のスペックの高さにもかかわらず、キャラクターランクでは中堅に甘んじることになってしまった。
CONTINUUM SHIFT
『CS』では他キャラ同様、タオカカもコンセプトはそのままに、かなりの変更を受けることになる。
前作で強かった5B・JCが弱体化し、コンボの締めでダウンを取れる技も少なく、崩しは相変わらず貧弱ということで、稼動初日には強烈な弱体化を受けたとする見方が多く、お通夜状態ですらあった。
また体力はもともと「10500」と低いにもかかわらず、なんの因果か「9500」にまで低下(カルルと同じ)、またガードクラッシュしやすいのは前作と変わらないため、防御力はラグナやカルルと同じく最低クラスとなってしまった。
ところが稼動二日目にして、挑発攻撃が何度も入るループコンボ(挑発コン)があることが判明。なにをどう考えてこんな調整をしたのかはまったくの不明だが、挑発攻撃には補正がいっさい掛からない仕様で(ダメージ増加補正が1回のみかかり、そこからのコンボでは補正が非常に小さい)、他キャラが低火力に泣く中で、6Cから7割近い大ダメージを出せることが発覚した。
またJBが大幅に強化されて対地攻撃が行いやすくなり、ドライブの攻撃レベルが上がって不利フレームが減少した。さらに研究が進み、投げ・崩しなど、どこからでも挑発コンに移行可能となる。
こうしてお通夜だった稼動初日から一週間後には、何か引っかかったら延々と挑発を繰り返すという、カオスな光景が展開されることとなった。
ゲージ回収ではラグナ・ライチといった強キャラ陣に及ばないものの、その爆発力はすさまじい。
しかも挑発コンは難しいためミスする可能性があり、対戦相手はコンボ中の数十秒間(めちゃくちゃ長い)、受身ボタンを連打しなければならず、うっかり投げをはさまれたらそれにも反応しなければならない。実際喰らってるほうはたまったものではない。
その後も火力の伸びは自重することを知らず「投げ2回で死亡」「2A始動で4割おいしいです」「コンボが長すぎてどっから入ってもゲージパンパン+相手のストレスゲージMAX」などやりたい放題となった。
また画面端へ追い詰めた状態での「ほぼ2匹になる」を使ったセットプレイも開発され、そのスペックはトップクラスのタオカカ使い曰く「ライチと並べる」とのこと。
しかしコンボが目押しを必要とする挑発コンに大きく依存するため、液晶ラグのある/ラグのない筐体でタイミングを変えなければいけなかったり、ネット対戦ではコンボが安定しなかったりと、本体ゲーム仕様とは別のところで変な苦労のあるキャラクターである。
闘劇予選で遠征をするタオカカ使いは、その環境にあわせて動きを変化させる必要があり、その変態的なキャラクター仕様から新時代リズムアクションゲームと揶揄されることもある。挑発ボタンが右にあったり左にあったりホームと位置が違ったりした日にはまさに阿鼻叫喚。
強さを引き出すには驚異的なプレイヤー性能が必要とされる。
『CS』を核の炎に包み込んだ第一人者として、現在では強キャラの一角、ともすれば理論上は最も二強に近い存在として認知されている。