概要
共通装軌とは、三菱重工が日本の陸上自衛隊向けに開発を進めている装軌装甲車ファミリーの通称である(※正式名称ではない)。
正式名称は「装軌共通車体」または「共通車両の換装技術用共通車体」。
マニア通称として「共通戦術装軌」「共通戦術装軌車」「共通戦術装軌装甲車」などの名で呼ばれることもあるが、本稿では共通装軌とする。
73式装甲車、89式装甲戦闘車、99式自走155mmりゅう弾砲、87式自走高射機関砲、96式自走120mm迫撃砲といった陸自の装軌装甲車の後継として、車体部分を統一したファミリー車両として開発を進めているとされる。車体部分は統一しつつ、砲塔部分は既存車両から取り外したものを流用する模様。
16式機動戦闘車をベースとした共通戦術装輪車ファミリーはすでに調達が計画されているのに対し、現状こちらは調達予定はない。しかし、陸自の新装備を試験する装備実験隊が共通装軌の試験を行う様子がすでに目撃されている。
外部リンク
- 共通装軌を撮影した投稿(@kusurou_)
- 共通装軌のあれこれ[月末雑語り]|アルファ|note
- 【陸自】新型共通戦術装甲軌道車・89式装甲戦闘車後継新装甲戦闘車・新型自走臼砲など秘密開発中の新装備群 : Ddogのプログレッシブな日々@ライブドアブログ