概要
1973年に制式化された旧式装備だが、50年以上が経った2024年現在も北海道の一部部隊が運用しているほか、九州でも噴火災害での災害派遣による噴石対策用に少数を運用継続している。
人員を輸送するための装甲兵員輸送車に分類される車両であり、乗員4人のほかに車体後部に8人が乗車可能。武装として、車体上部にブローニングM2重機関銃1丁、車体前面に74式車載機関銃1丁を備えている。
退役した74式戦車と同世代の旧式装備だが、上記のように現役に留まっている。しかし、今のところ本装備がいつ完全退役するかは不明。実質的な後継装備として装軌共通車体の開発が行われているものの、本装備も制式化に関する話は現状無い。