概要
制作・ピープロダクション。1975年3月31日~9月27日まで、毎週月曜日から土曜日に東海テレビ・フジテレビ系列で放送された五分間の帯番組。全156話。
どうぶつ国のどうぶつ村を舞台に、どうぶつ村の平和を守る為、科学者ズク博士に作られたロボット・ロックバット&ブレイザーの兄弟が悪事を働く黒雲ワルジャンの手先・ドラダヌギーに立ち向かうアクションコメディー。
登場人物
ロックバット
CV松金よね子
ズク博士によってつくられた、ロボット第一号。
コウモリをモチーフとしており、100馬力を持つ。胸部には6つのボタンがついており、これを押して6種の超能力を発揮する。
飛行能力を有し、頭部に内蔵された蝙蝠傘型のパラシュートを開いて着地する。
名前は「岩」と「ロックンロール」の「ロック」と、「コウモリ」の「バット」から。
ブレイザー
ロックバットの弟ロボット。該当記事参照。
ズク博士
CV山下啓介
どうぶつ村の科学者。ミミズクのキャラ。ロックバットとブレイザーを製造した。平和研究所「フライングマンション」に住み、そこからロックバットとブレイザーを出動させる。
ミミーちゃん
CV小宮和枝
うさぎのキャラ。どうぶつ村のヒロイン。
リィー
リスのキャラ。パーラーを経営する親切な女性。
パーラーのメニューには、「ゾウ」煮、「キツネ」そば、「キリン」ジュースがあるらしい。
ワンブル探偵
犬のキャラ。探偵で、ロックバットたちと協力して怪事件に挑む。
どうぶつ村は平和すぎるため失業状態らしく、近所の婆さん相手に暇つぶししているらしい。
ホースター
馬のキャラ。ホースター運送会社を経営。フライングマンションに宅配に来る。
ブータレ記者
豚のキャラ。どうぶつ新聞社の記者で、ロックバットやブレイザーの活躍を新聞記事にしている。おしゃべりで、新聞発刊前に事件の事を喋ってしまうため、全然新聞が売れない。
ドラダヌギー
CV辻村真人
ドラ猫+狸のキャラで、本作の悪役。ボクサーグローブを両手に付け、胴体には銅鑼覆い、マントをはおっている。毎回悪だくみしては、どうぶつ村を引っ掻き回す張本人。得意げになると、お腹を叩く(児童誌などでは、これを「365ホーンの公害腹鼓」と設定)。
ダンク
対ブレイザー用に、ドラダヌキーが作ったロボット。
左手は大型砲になっている。着ぐるみは「電人ザボーガー」の敵ロボット、Σメカのカイザーの胴体に、ジャニンの頭部を付けたものらしい。
ワルジャン
CV村越伊知郎
空に浮かぶ謎の黒雲で、その雲の中に巨大な顔が浮かんでいる。本作の黒幕的存在で、ドラダヌキーを操って悪事を働かせ、どうぶつ村の資源を狙っている。怒ると雷を放つ。
主題歌
主題歌:「冒険ロックバット」
作詞:しのだとみお/作曲:小森昭宏/歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
ソフト化
本作は単体でソフト化されておらず、2016年3月23日発売の「快傑ライオン丸 Blu-ray BOX」に1~40話、同年4月27日発売の「スペクトルマン Blu-ray BOX」に41話以降の40本、そして同年7月27日発売の「怪獣王子 Blu-ray BOX」に現存する後半エピソード51本が映像特典として収録されている。