概要
ベルギーの都市ベルビエにて伝えられる都市伝説「市の噴水には初代市長の心臓が隠されている。」というもの(諸説あり)。
ところが、2020年8月、市内の噴水の改修工事を行っていたところ本当に心臓が発見された。
市長って?
ピエール・ダビド氏の事である。1798年から1839年まで市政を担った。
重要な時期に市長を務めていた。当時のベルギーはオランダの支配下にあり1830年頃には革命や独立への動きが活発だった。
なお死因は転倒によって頭部を打った事が原因。
心臓が取り出されたのは宗教的な理由から(キリスト教の『聖心』などベルギー含めヨーロッパ方面では王族や神父が死後心臓を取り出させ保管させたという話はよくある)。
当初は
最初に心臓が保管されていたのは市庁舎だった。
1880年代になり市庁舎が新しくなると共に市の中央の噴水に移された。
何故噴水なのかは諸説あるが「いつまでも街の中央から見守ってほしい」といった尊敬の気持ちからか。
その後
ベルビエ市内の博物館で、公文書や他の所蔵品とともに展示されている。
ネットの反応
純粋に「なぜ?」や「怖い」という反応もあるが。
- ゲームのイベントアイテム・キーアイテムか?の様な反応や。
- 箱の中の心臓にトドメを刺すと新しい市長になるんだろ、心臓が新しい体を探してるなどのホラー改変や。
- 「新手のSCPかと思った」「この話自体が財団が用意したカバーストーリー」などSCP界隈が反応。
といった様々な反応が見られた。