CV:堀江由衣
概要
漫画「姉なるもの」に登場するキャラクターの1人。
夕が出会った謎めいた存在。
通常時は「お姉さん」にあたる年頃の美女(20歳くらい)の姿をしているが、「悪魔」状態の時は頭からは角を生やし、足は蹄、髪は触手とただならぬ雰囲気を漂わせている(ちなみにコミック版と同人版では「悪魔」状態のデザインが若干異なる)。また、2人に分裂(分身?)することもできる。
なお実年齢は不詳だが、コミック版では「数え切れないくらいの年を生きてきた」と語り、同人版では「お姉ちゃんもう■■■(読めない)歳なのにこんなフリフリ……」とロリータ服を恥ずかしがる素振りを見せていた。
「千の仔孕む森の黒山羊」を名乗り、大事なもの(同人誌版では「生命の可能性」)と引き換えに願いを叶える契約を結ぶよう夕に提案。そして、彼の『「姉(家族)」として共に普通の暮らしをしてほしい』との願いを聞き入れ、「夕」から着想を得た「千夜」という名の「姉」として、共に暮らしていく。
基本的に「天真爛漫なお姉ちゃん」を演じているが、「悪魔」とされるにもかかわらず夕を傷つけるような行動はほとんど取らず(逆に決してそうならないように気を使っている)、人智を越えた存在らしい価値観を持つ。根の部分は人間以上に純真可憐。しかし何かの影を抱えているらしき描写も時折ある。(商業誌版の単行本5巻第34話では、夕の叔父から「死んだ人間を甦らせることは出来るか」と問われた際、「出来なかったわ」と答えている。)
夕は基本「くん」付けで呼んでいる。その夕に対しては少々過保護ぎみでいて、ややSっ気がある。また、夕の姿・言動に「きゅーん♥」となってしまうと少々暴走気味(クトゥルフ流)になる。更に同人誌版ではあまりに感極まって「お姉さん」状態を完全にすっ飛ばして本能のまま動いてしまう事態もままあり、その一歩手前でも「お姉ちゃん正気でなんていられないわ♥」等と「狂気の権化的存在としてどうなのか?」とレベルの発言まで出てしまう(結果としてやっている行為が大変に多様かつ激しくなる傾向がある為、夕の性癖に差し障っていないか心配ではあるが……。それでも「夕君を傷つけない」のは千夜姉の金科玉条となっている)。
最初期では身長は168センチ(蹄込み。人間時は160センチ)となっていたが、現在は「ヒト形態で172センチ、悪魔形態で180センチぐらいあるんではないかというかんじ」(因みに夕は152センチ)。
関連イラスト
メインイラストをはじめ、「千夜」タグで投稿されているイラストが多い。検索の際には「千夜 姉なるもの」などand検索を活用するといいだろう。
関連タグ
大好真々子:飯田ぽち。がキャラクターデザインを手掛ける『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』の登場人物で、キャンペーンで共演。