概要
中国南部、長江に面した大都市で人口820万人を誇る。
三国時代の呉の首都建業で、以後中国南部を拠点とした国家の首都や地域の拠点として繁栄してきた。
もっとも新しくは国共内戦時代の中華民国が首都を置いたが、内戦に敗れて台湾に移った。現在は軍事的には中華人民共和国の支配下にある。長年、中華民国は正式な首都を南京、台北は臨時首都としてきたが、民進党が政権についてからは首都を台北と表現する事が多くなった。外交部『台湾のしおり』日本語版2022も首都は台北としている。
交通機関
鉄道
南京駅と南京南駅が2大中心駅で上海や北京などと結ばれている。
中でも上海とは高速鉄道が2本ある。
市内は南京地下鉄が市内に走っている。
また架線のない充電式の路面電車も運転されている。
バス
高速バスで上海などと結ばれている。
市内には市バスが走っている。
航空
南京禄口国際空港で日本など世界各地や中国の主要都市と結ばれている。
接頭辞
日本では中国由来の文物や舶来品の接頭辞になっている。
例
・南京豆(落花生)
・南京錠
また、カボチャのことを南京と呼ぶ地域もある。
関連項目
中華人民共和国
中華民国
首都
芋たこなんきん:NHK朝の連続テレビ小説の1つ。かつて女性の好物とされた芋、たこ、カボチャ(南京)から。
名古屋市、セントルイス、フィレンツェ、ライプツィヒ、パース、ウィントフック(ナミビアの首都)・・・姉妹都市として提携。