卿からは絆を貰おう
けいからはきずなをもらおう
※これより先、ゲーム『戦国BASARA3宴』内のストーリーの結末(ネタバレ)が記載されています。閲覧注意。
「卿からは絆を貰おう」とは、「戦国BASARA3宴」に登場する松永久秀の台詞である。
ストーリー第2章のエンディングで発しており、彼の「欲望の行きつく先」を象徴する台詞である。そして関ヶ原好きの第三のトラウマでもある。
この台詞までの経緯
関ヶ原では、石田三成と徳川家康による戦いが繰り広げられていた。
そこに久秀が乱入。彼は、家康が長きにわたり編み上げてきた"命の音色"に興を惹く。
「東照…かつて授けたモノから、良くこれだけの唄を紡いだ…
その唄は夜明けの晩をも慰める宝となるだろう…」
と、呟いて家康の"命の唄色"を狙うと宣言する。
そして、彼は関ヶ原の戦いに乱入して、家康と三成に襲撃。
激闘の末三成を足蹴にし、家康の首を掴みながらこう言う。
「卿に預けた犠牲は、美しき唄を紡いだ…
誰からの理解も求めず、理想のままに邁進できるその心、実に見事なものだ…!
そう卿からは、孤高を貰おう…」
さらに久秀は、三成に「次の宝を育てるのは卿だ」と言い、恐ろしい言葉を放つ。
「それを知る為、卿にはある物を預けようと思う。
絆の喪失、という名の不純を…」
それを聞き、「よせ、やめろ!家康を殺すのは…」と取り乱し始める三成。
しかし、それを嘲笑するように久秀は「そう、卿からは絆を貰おう」と言う。
そして、三成の「私だァ!!」という悲痛の叫びもむなしく、久秀は家康を爆殺するのであった…
戦国BASARAシリーズ 戦国BASARA3宴 松永久秀(戦国BASARA) 徳川家康(戦国BASARA) 石田三成(戦国BASARA)
もう一度私に殺されろ…似て非なる状況。こちらは無印版3のネタバレ注意。おそらく今回の展開はこちらの皮肉的なものでもあったりする。