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厄祭戦

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やくさいせん

厄祭戦とは、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の本編から約300年前に起きた戦争。

概要

およそ300年前に終結した一大戦争。

この大戦によってそれまで地球圏に存在していた統治機構は解体され、その後形成されたアーブラウ、SAU、アフリカンユニオン、オセアニア連邦の4つの経済圏による拮抗状態によって仮初の平和が生み出され、またギャラルホルンによる治安維持も行われるようになった。

機械の自動化を推し進めた機械化思想が戦乱の発端であり、戦争の無人化と効率化の末に生み出された大型無人兵器モビルアーマーによる人類の虐殺が、人類対モビルアーマーという構図を作り出し、モビルアーマーに対するカウンターであるモビルスーツ、そしてそれを制御する為の阿頼耶識システムが生み出された。

大戦の影響は当時の文明を衰退させる程の被害を生み出し、特に月は天体としての形が荒廃してしまう程に破壊され、その破片はラグランジュポイントに「ルナズドロップ」と呼ばれる小惑星群を形成してしまっている。

また、戦後はモビルアーマーに繋がる無人兵器の廃絶、機械化技術をタブー視する風潮がギャラルホルンによって築き上げられた。

ネタバレ注意

ゲームアプリ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズウルズハント」の10話前編によると、厄祭戦の発端はモビルアーマーの暴走ではなく、全てのMAを統率する上位個体の存在が人類に敵対した事が切っ掛けであることが明らかになった。しかもその上位個体は当時の人類によって創られた存在であった。

厄祭戦が終結した300年後では所在が不明となっているが、あるキャラによるとその手がかりが6番目のポイントであるイシュー家の禁足地『ラタトスク』と呼ばれる場所にあるとの事らしい。

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