原田宗時
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はらだむねとき
原田宗時とは、伊達家に仕えた戦国武将である。1565年~1593年。
伊達政宗の重臣が一角。
1566年に伊達家譜代の重臣である山嶺安長の子として生まれるが、1582年に叔父にあたる原田宗政が戦死し、宗政には子がいなかった為、伊達輝宗の命で、原田家に養子入りして家督を僅か齢17して継承。翌年には原田城主となる。
輝宗・政宗の2代に仕え、勇猛且つ武勇に秀でた宗時は伊達氏の主要な合戦において、多くの武勲を立てたと伝わる。
政宗が豊臣秀吉に臣従し、1592年の朝鮮出兵に赴く折に京都で豪華な軍事パレードを行った際には、同僚の後藤信康と共に特に華美な恰好をしたとされる。
この時の宗時の出で立ちは、駿馬に跨り、2.7mもある薙刀と見間違える程に長い大太刀を金の鎖で肩からぶら下げていたという。
その後、朝鮮に渡海するも風土病に罹り、暇乞いをして帰国するも翌年対馬で病死した。
享年29。速すぎる死であった。
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