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古籠火

ころうか

鳥山石燕の『百器徒然袋』にある日本の妖怪。石灯籠が火の化け物になったもの。
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古籠火とは、鳥山石燕の『画図百器徒然袋』にある日本の妖怪。
石灯籠の上に座り火を口から吐いているすがたで描かれている。

灯籠の火の妖怪として石燕が描いたものであると考えられている。

「それ火に陰火、陽火、鬼火さまざまありとぞ。わけて古戦場には汗血のこりて鬼火となり、あやしきかたちをあらはすよしを聞はべれども、いまだ燈籠の火の怪をなすことをきかずと、夢の中におもひぬ。(要約:鬼火とか様々な火の妖怪がいるのに、なんで燈籠の火の妖怪がいないんだろう)」
と石燕は記しており、特に典拠とした古文献はないようである。

古屋敷の古籠火

小説家・山田野理夫の著書には「古籠火」(ころうび)と題し以下のような話が山形県のものとして紹介されている。
上之山藩の田村誠一郎という武士が江戸から国もとの勤めに変わり、新しく屋敷が立つまで古屋敷に住むことになった。その古屋敷で家族で夕食をとっていたところ、庭が急に明るくなった。
誰かが火を入れたのかと田村が尋ねたが、誰も火を入れていなかった。
老いた奉公人が言うには、あれは古籠火というもので、古びた灯籠がしばらく火を入れてもらえないと、ひとりでに火が灯るのだという。
この山田の著書にある話は、水木しげるの著作における古籠火(ころうび)の解説でも引用されている。

創作物の古籠火

陰陽師(ゲーム)の古籠火(ころうか)

CV:松岡禎丞

古籠火


ほれほれ、夜道は気をつけたほうがいいぜ?
でないと変な妖怪に取り込まれちまうぞ。
・・・おいらが誰かって? えっへん! よーく聞くがいい!
おいらの名前は古籠火さまだ!
はあ? ガキだって? バカ言うな!
おいらは迷子になったガキじゃねえ!
てめえこそ、迷子になったんじゃねえかよ!
迷子のくせに人の心配しやがってよ。バカにもほどがあるぞ!
(伝記一より

夜の山道に現れる妖怪。
子供のような外見をして、手に玩具を持っている。
活発でイタズラ好きな性格で持ち主。
人をからかうのが好きだが、根は善良。
もし道に迷ったら、彼に案内してもらおう。彼はきっとあなたを放っておかないだろう。
(陰陽師「式神図鑑」より)

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