「私はメイドでありますが、王子。世の中には知らずとも良いこともあります」
概要
イベント「闇ギルドの召使い」の報酬として実装されたレアリティプラチナのメイド。
裏稼業の者達による寄り合い組織「闇ギルド」にて前ギルド長につかえていた眼鏡っ娘。
イラストレーターは非公開。
闇ギルドはそのいかにもな感じの名前に反して社会の裏側でしか行きられない人間達のための相互援助組織として活動していたり、魔物が復活した際にはギルドメンバーの総力をもって魔物に対抗しようとしていたという真っ当な組織だった。
そんなギルドを率いる清廉な人物と言える前ギルド長だが、闇ギルドを自らの私兵集団にしようと目論んだ現在のギルド長により謀殺されてしまう。
前ギルド長の無念を晴らすためアイリーンは単身行動を開始、偶然遭遇した王子達に助力を乞うた。
(覚醒前の)大人しそうな風貌に反して苛烈な一面を秘めており、ギルドの支部にて幹部を捕らえた際、伏兵として用意されていた魔物出現に対し王子や政務官アンナ達が迎撃に向かった隙に幹部に対し尋問術をかけることを宣言。
「覚悟はいいな。大恩ある前ギルド長を裏切ったクズどもめ!」と啖呵を切り、その宣言通り幹部に口を割らせることに成功。
その時の恐怖からかアンナ達と合流した際に幹部の男が思わず助けを求めようとしたが、アイリーンに静かに恫喝されたことで口を閉じ、アンナを困惑させた。
その後幹部から聞き出したアジトにてギルド長と対峙。王子達と共に撃破に成功するが、最期は服毒自殺という呆気無い終わりを迎えた。
復讐を果たしたアイリーンはアンナの誘いもあり王子軍への合流を決め、「私も用事を済ませましたら参上させていただきます」と約束し帰路につく王子達と別れた。
…しかし、服毒自殺は王子たちを欺くために仮死薬を使用した偽装で、仕切り直しのための手段に過ぎなかった。暗黒騎士団へ武器を提供することも企んでいたギルド長だったが、そんな彼の前に偽装自殺を見抜いていたアイリーンが立ちはだかる。
偽装を知りながら王子達を帰した理由をギルド長に問われると「あの方々がいっしょだと、貴様のような外道にふさわしい死に様をくれてやれないからだ。王子たちは優しいからな……。」と語り、仮死薬の影響から身体が万全ではないまま必死に逃げようとするギルド長を殺害した。
「くそっ…、く、来るな。か、体が……まだ完全には動かないんだ。
お、俺はまだこれからの男なんだよ。」
「いえ、あなたはここで終わりです。ごきげんよう。」
王子軍に合流後も普段はメイドとしての仕事を務めながら、裏では相当な暗躍をしていることが一般版イベントにて仄めかされる。
王子に対してはあくまで忠実で仕事も手際よくこなしているのだが「(王子に)手を出すものあれば、すぐさま消す」と不穏当な台詞をつぶやいたり、
王子が裏稼業の人間にアイリーンの話題をすると怯えるなどイベントで見せた苛烈さそのままのアイリーンの裏の顔を窺わせるが、王子の前では素知らぬ顔で通している。
この手の眼鏡キャラにしては珍しく覚醒するとなんと眼鏡を外す。このため一部の眼鏡好きな王子の間では物議を醸すことに。
イベントにおいても覚醒後のアイコンを利用した眼鏡を外すシーンがあり、眼鏡の有無で性格で切り替えているような節がある。
戦闘能力
メイドは特定ユニットへのバフが最大の特徴となるクラスだが、元闇ギルド所属のアイリーンの対象は無法者でくくられるアウトローなユニット達となる。
アイリーンの実装を皮切りにバフ要員が充実してきているパイレーツを筆頭に、該当するユニットを多くを編成するなら起用に一考の余地がある。
アイリーン本人の性能はコストの軽い近接1ブロックユニットということでステータスは控えめ。
同レア同クラスの術士女官シャーリーと比較すると攻撃力で劣る反面HPと防御力に優れる。
一応覚醒させてしっかり鍛え上げれば王子と似たようなステータスになり王子と似たような感覚で使用出来ることから使い勝手は意外と悪く無い。
スキルは「徒手格闘術」。最大30秒の間攻撃力と防御力を強化する。
レベル最大になると倍率は2倍とかなり高くなり、聖戦士マリーベルなどが持つスキル「聖なる覚醒」と似たような感覚で使用出来る。
スキルの回転率も悪くはなくコストの軽さに反し高い火力と継戦能力を見せるが、発動時間はあまり長くはないため過信は禁物。
また、魔法耐性までは強化されないため魔法攻撃の被ダメージは変わらない点にも注意。
アビリティは「侍女の忠誠(無法者)」。覚醒後は「侍女の献身(無法者)」へと強化される。
対象となるクラスによって効果が変わる一風変わったアビリティで、忠誠はバンデットの最大HPを+7%強化しせ、ローグのスキル効果時間を+20%上昇させる。
献身は忠誠の効果に加えてパイレーツの攻撃力を+5%強化し、シーフのコストを-1減らす。
加えてアイリーン出撃時に限り対象のユニットが死亡した場合撤退扱いになる効果を併せ持つ。
出撃させる機会があまりなく元々コストが安めのシーフ以外はそれぞれの強みを伸ばす形であり、これらのユニットを多く編成するならアイリーンを活かしやすい。
特にバンデットに対するHP強化はゴーレム系などのブロック可能なラインの引き上げに繋がり、
イベント産のバンデットである山賊娘ロロネの場合なら呪術使いと王子(救世主)バフに姫山賊イメリアとアイリーンのバフを重ねればミスリルゴーレムの一撃に耐えられるようになる。
姫山賊イメリアの場合は自身を含む上記の面子にさらにルイーズを加えると同じ芸当が可能になる。
全てイベント報酬や交換によって入手出来るユニットであるため(復刻さえ来れば)ガチャに一切頼らないミスリルゴーレム対策が可能となる。
また、盗賊ベティ、山賊ライラ、爆裂海賊モーレットと報酬ゴールド上昇効果をもつアビリティ「ゴールドゲット!」持ちはアイリーンのバフ対象となるユニットが多いため金策編成の補助要員としての起用も考えられる。
撤退支援は編成時ではなく出撃中のみとやや制約が厳しいものの、ボス級の相手が多いバンデットと運要素の絡むローグにとってはありがたい保険となる。
特にバンデットが対象の撤退支援は今のところアイリーンのみが持っている希少なものである。
スキル覚醒は「投剣戦闘術」。
攻撃力と防御力の強化が1.9倍と低下する代わり、射程200の遠距離攻撃を行うようになる。
強化率低下に関しては微々たるデメリットであるため無視出来る範疇だが、スキルの回転率も悪化している点には注意。
その分遠距離からの補助火力要員としても運用出来るようになるためスキルの回転率と遠距離攻撃を天秤にかけることになる。
好感度を上げたときのセリフ
0% | 身辺のお世話から、暗殺、諜報。何でもお任せください。 |
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15% | ご命令あれば、いかなる敵でも排除いたします。 |
30% | 王子はお優しいのですね。先代のギルド長を思い出します。 |
50% | 相手から情報を聞き出すコツ、ですか? ……内緒です。 |
60% | 知らなくて良い事も、世の中にはあります。 |
80% | 他に惑わされず、王子の進む道を、お進みください |
100% | どんな状況であっても、王子のお側についております。 |