私は「合体ロボットDX」が当たりましたわ。いいものですの?
──メジロマックイーン
概要
合体ロボットDXとは、メジロマックイーンが夏祭りのくじ引きで当てた景品である。このイベントはウオッカの育成にて見ることができる。
登場シーン
「おーい!みんなー、始まっちゃうよー!早く早くー!」
夏合宿中のある日の夜、トウカイテイオーが皆にそう呼びかける。
この日、ウオッカとそのトレーナー、メジロマックイーン、トウカイテイオーの4人は夏祭りの催し物として開催された、バイクのゼロヨンレースを見にきていた。
「ゼロヨンは直線400メートルのタイムを競うレースさ」
ゼロヨンを知らないマックイーンに得意げに説明するウオッカであったが、チューンもされていない蕎麦屋のおっさんが乗る普通のバイクになどまんざら興味はないらしく、「どうせしょぼい遊びレベルだろ。」と興味のない様子を見せる。
しかしウオッカの予想とは裏腹に、レースに現れたのは大排気量を誇り、爆音を鳴らす大型バイクであった。
ウオッカはレースに夢中で見入る。
「…グッとくるぜ。トレーナー、俺も負けずに煌めきてぇ」たった10秒のために準備してきた、熱き参加者達に心を動かされたウオッカはそう誓うのであった。
そして、ウオッカは「一瞬のカッコよさ」を競うために祭りの屋台で勝負しようとテイオーとマックイーンに持ちかける。
「単純ですわね。最初はあんなにつまらなそうでしたのに」
呆れるマックイーンをよそに、ウオッカはトレーナーにどれがいい勝負になるか問いかける。
トレーナーはのれんを見ながら考える。一瞬のかっこよさ勝負、面白そうなのは──
くじ引きだ。
「くじ引きか。いいな、まさに一瞬の煌めきが全てって感じだぜ。」
「よし、そいつで勝負だ!みんなで1回づつ引くぞ!」
3人はくじ引きを引く。
「私は『合体ロボットDX』が当たりましたわ。いいものですの?」
「ボクは『おもちゃの王冠』が当たったよ!わぁい、合宿所でかぶって遊ぼうっと!」
2人ともそれなりの物を当てたようだ。そしてウオッカは…
「ぐおおおっ!『花火の燃えカス』だとぉ?これ、明らかに大外れじゃねーか!」
それは誰の目から見てもハズレだった。
余談
このイベントはウオッカ育成の夏合宿イベント(2年目)で見ることができる。
ちなみに、この合体ロボットDXは譲ったのか強奪されたのか、後にゴルシの手に渡った。