曖昧さ回避
通常の目覚まし時計については→「目覚まし時計」
概要
ゲーム『ウマ娘プリティーダービー』に登場するアイテムの一つ。
『ウマ娘』では育成中に必ず出走する必要のあるレースが目標として幾つか定められている。
そしてレース中、トレーナーであるプレイヤーは何か操作をするということは出来ず、このレースの勝ち負けは育成内で育てているウマ娘達の実力と時の運によって決まる。
その為、実力が足りない場合や育成しているウマ娘のやる気不足、レース展開などの運によって、この目標を達成することが出来ないこともしばしば存在する。
そんな時に使用するのがこの目覚まし時計である。
目覚まし時計を使用すると、どんなにレースで惨敗していたとしても全て夢オチにしてしまうというある種のコンティニュー機能を持つ、とんでもないアイテムなのである。
更に、これを使用した後の育成ウマ娘は何故かやる気が一段階上がっているため、レースで勝つ可能性が高まるという効果付き。
これにより、トレーナー(プレイヤー)とウマ娘は負けた時よりも勝算が上がった状態で再度レースに挑むことができるようになる。
コンティニューしてレースをクリアすると、やる気は目覚まし時計を使用する前の状態に戻るため使用する場合は忘れないように。
しかし、一度の育成中に使用出来る目覚まし時計の数には限りがあるため、持っている数が少なかったり、明らかに勝算がない、どんなにコンティニューしても勝てない場合は育成を諦めるのも手の一つではある。
また、もう一つの注意点として「出走」が条件のレースはコンティニューできない。
有馬記念の大番狂わせやアオハル杯の決勝は一度の育成につき1回勝負となる。(ただし後述にて…)
入手方法は主にゲーム内のショップの「限定セール」や「クローバー交換」、イベントやミッションの報酬、稀ではあるがレース内の「チーム競技場」で入手出来るプレゼントとして手に入れられる時もある。
なお、これを販売しているのはたづなさんではあるが、他の同期トレーナーやライバル達が使用してくることは無いので安心して育成に専念しよう。
ちなみに目覚まし時計を持っていない時の最終手段として、代わりにジュエル10個を消費する事でコンティニューができる。
しかし、この場合同じ数のジュエル消費で育成1周分のTPを回復して育成を最初からやり直すこともできる他、時間か現金が必要になるがジュエルを温存してガチャに回し、サポート構成等の育成条件そのものを見直すという選択肢もある。
そのため本当にコンティニューした方が得策かどうかよく考えて行う必要があるだろう。
そして…
2021年11月15日、「フジキセキのショータイムイベント」という期間限定イベントが開催されたのだが、なんとこのイベント、最高難易度であるLv5にコンティニュー不可という目覚まし時計封じの制約が課せられ、多くのプレイヤーが苦戦を強いられることとなった。
さらに2022年2月24日、リリース1周年記念のこの日、【Make a new track!!~クライマックス開幕~】という新たなる育成シナリオが実装された。
このシナリオ内では全てのレースにて目覚まし時計の使用が可能となり、今までとは比べ物にならない程に需要が増すこととなった。
シナリオ内で入手出来る限定スキルの効果が「勝利したレース分強くなる」という効果がある為、2着以下での使用の場面が増え、目覚まし時計不足に陥るトレーナーが続出している。
2023年8月24日に新シナリオ、【プロジェクトL'Arc】が追加された。
このシナリオもまた上記シナリオと同様、敗北した際に目覚まし時計によるリトライが常時可能な上、海外の強者達が参戦、さらに2年目の凱旋門賞勝利という鬼門の存在もあり、目覚まし時計の重要性が此方でも高くなっている。
2024年2月24日のバランス調整にて、目標レース外のレースや目標出走のレースに使用できるようになった。さらに使用限度回数も5回に増えている。これによって、メジロマックEーンの悲劇はほぼなくなったと言っていい。ただし、最近の育成シナリオでは、桁外れに強いライバルが登場することが多く、無理に1着にこだわった結果、目覚まし時計を何度もたたき壊される事態が発生しているので、注意が必要。
ウマ娘ピスピス☆スピスピゴルシちゃんにて…
なんと、作中で目覚まし時計が登場してしまった。
ゴルシがまなみ先生の髪を切ろうとして盛大にミスしてしまったため、床屋さんが使用。
作中で3回までしか使用できないと言っていたのだが、2度目も髪切りに失敗し、3度目は床屋の機材をぶち壊すと言う流れに。
なお、ゲームと違い、使用したと言う記憶は残る。
余談
ゲーム外でも、この夢オチになった際のトレーナーのセリフが、実際の競馬で負けた際の現実逃避の際に使われることも…
また、二次創作ではこの現実離れしたアイテムに更なる設定が加えられて描かれることも多く、やる気が上がる理由の考察や怪文書、二次創作のネタにされたりすることも。
関連イラスト・漫画
そんなことに使ってはいけない。
関連タグ
ウマ娘プリティーダービー トレーナー(ウマ娘プリティーダービー)
ハッピーミーク(ウマ娘) ビターグラッセ(ウマ娘) リトルココン(ウマ娘)
ヴェニュスパーク(ウマ娘) リガントーナ モンジュー(ウマ娘)
→このアイテムによる被害者達