概要
漫画版『クイーンズブレイド流浪の戦士』(画:吉川かば夫)第3巻に登場するオリジナルキャラで、アニメ版には未登場。作中で名が呼ばれることが無かったのでこんなふうに呼称されている。ていうか作者も「知らない」と断言している。後述する通りモブの中のモブであり、公式設定ではまったく触れられていない。
『ドラゴンクエストⅢ』の女戦士に似た非常に露出度の高いビキニアーマーに身を包んでおり、頭には牛のような角の生えた兜を着用している。
作中での動向
クイーンズブレイドの最終戦、逢魔の女王アルドラと流浪の戦士レイナとの戦闘に際しアルドラの背後から現れ、彼女を闇討ちにして王位を簒奪しようとしたが、直後に牙の暗殺者イルマにより口元を塞がれ、胸を覆うビキニアーマーの紐を切断されてナイフで心臓を突き破られ即死した。
登場シーンはわずか3ページ、全て合わせてもたったの6コマしか描写されてないにもかかわらずそのムチムチの肢体と迂闊を絵にかいたような(漫画の登場人物だから本当に絵に描いてる)言動から一部の読者にカルト的な人気を誇る。
具体的な描写
女戦士「あのクローデットと戦わずに済むなんてついてるじゃない」
女戦士「しかも今なら女王に気付かれていない…」
女戦士「行けるっ! アルドラを倒してあたしが女王になってやる!」
イルマ「そうはいかない」スッ (突如背後から女戦士に接触)
女戦士「なっ、ムグッ」(イルマに口を押さえられる)
イルマ「悪いな」プツッ (ナイフで女戦士のビキニの紐を切る)
イルマ「これが私の仕事なんだ」つつ… (ナイフが女戦士の胸元に突きつけられる)
コマが暗転、「ドスッ」と言う書き文字と「ん゛ん゛っ…!」という台詞が書かれる
(次のコマではイルマの足元に死体が転がっている)
以上である。
このあっけなさは某特撮ロボに通じるものすらある。