赤い夢へようこそ
概要
講談社青い鳥文庫及び講談社文庫から刊行されているはやみねかおるの推理小説のシリーズ。
1995年から2009年まで刊行され、2011年に夢水以外のキャラクターを一新した「名探偵夢水清志郎の事件簿」がスタートした。
1999年にはNHK教育のドラマ枠『ドラマ愛の詩』にて『双子探偵』というタイトルでドラマ化されている。
えぬえけい(講談社)、箸井地図(講談社、星海社)により漫画化もされており、Pixivに投稿されているイラストはえぬえけい版が多い。
右が村田版、左がえぬえけい版の作画。
作・絵
作 はやみね かおる
絵 村田四郎
登場人物
一応名探偵・・・のつもりだが、自分の生年月日や、過去に解決した事件、もちろん学生時代なども全て忘れているという。彼の辞書には常識というものがないと作中でも言われている。針金細工の人形のような体型だが大食漢であり、一方で一週間食事をとらなくても平気等、恐るべき生命力を保っている。元M大学論理学教授のため、亜衣と美衣と真衣には教授と呼ばれている。レーチは夢水先生と呼んでいる。
三つ子の長女。
好きなものは数学と美術と推理小説とタコ焼き。嫌いなものはゴキ○リ。
所属部は、文学部。ワープロで推理小説を打っている。
三つ子の次女。
運動神経が良く、活動的。得意分野は短距離走。視力があまりよくないらしい。
口が悪く、ガサツに思われるが、本当はとても心やさしい。
所属部は陸上部。
三つ子の末っ子。
あまえんぼう。本を読むのは嫌いだが新聞狂で、毎日たくさんの新聞を読んでいる。日本の新聞以外にも、フランス語、英語などの新聞をとっている。
コミック版では新聞フリークではなくファッション好きに変更されている。
所属部は、星占い同好会。
中井麗一(レーチ)
亜衣の彼氏(らしい)。
所属部は文学部であるものの、一回も作品を書いていない、自称詩人。曰く「おれの存在そのものが詩」。
背丈は標準より低め。かなりの長髪を輪ゴムで括っており、周囲からは「野蛮人」と言われることも。
コミック版では短い金髪・普通(高?)身長に設定が変更されている。
刊行シリーズ
今発売されているのは、第2部を含め16冊。
第1部
・そして五人がいなくなる
・亡霊は夜歩く
・消える総生島
・魔女の隠れ里
・踊る夜光怪人
・機巧館(からくりやかた)のかぞえ唄
・ギヤマン壷の謎(外伝1)
・徳利長屋の怪(外伝2)
・人形は笑わない
・「ミステリーの館」へ、ようこそ
・あやかし修学旅行―鵺のなく夜
・笛吹き男とサクセス塾の秘密
・ハワイ幽霊城の謎
・卒業~開かずの教室を開けるとき~
外伝
・オリエント急行とパンドラの匣(怪盗クイーンと共演)
・名探偵VS.怪人幻影師
・名探偵VS.学校の七不思議
・名探偵と封じられた秘法
その他
・夢水清志郎に挑戦!名探偵ものしりクイズ
・夢水清志郎に挑戦!名探偵ものしりクイズ超
・夢水清志郎に挑戦!名探偵ものしりクイズ極
・名探偵夢水清志郎事件ノート 番外編 天象館(プラネタリウム)の謎