概要
ディスカバリーチャンネルで放送されている自動車のレストアを取り扱ったバラエティ番組で、製作元のイギリスでは2003年より放送開始。
原題は『Wheeler Dealers』。
自動車ディーラーのマイク・ブルーワーが安いがそれなりに問題のある中古車を値切り安く購入し、整備担当のエド・チャイナやアント・アンステッドがそれを修理し普通に乗れる状態にして転売する、というのが番組の基本的な流れであり製作会社の変更はあれどこの部分は大きくは変わっていない。
邦題にクラシックカーとあるが、扱う車種は1960年代の車から2000年代まで幅広く、日本車もいくつか取り扱っている。
DIYを推奨する番組だけに、本編中によく「ご自分で作業すれば○○ポンドの節約になります」という台詞が飛び出すが、専用の工具や設備が必要な工程も多く全てが自分で作業出来る訳でも無い事に特に日本の視聴者からツッコミが入る事がある。
出演者
バイヤー担当。
楽観的な性格で、どんなに大きな欠陥がある車でも「君なら出来るさ!」などと言って押し付ける。
初期は基本的にはレストア作業を手伝う事は無かったが、後に簡単な軽作業は時々行うようになった。
レストア担当(初代)。
身長が2m超えで白髪の長身男性で、マイクと共に本番組の看板と言えるメカニック。
欠陥車ばかり買ってくるマイクに度々悩まされながらも見事に修理しマイクを驚かせた。
番組ディレクターとの番組方針の意見の食い違いからシーズン13を以て卒業した。
- アント・アンステッド(吹:中井和哉)
レストア担当(二代目)。
エド卒業後のシーズン14より登場した新たなメカニック。
前職は警察官だった。
エドに代わる番組の顔になると思われたがシーズン16を以て卒業が決定したが詳細な理由は明かされていない。
- マーク・エルヴィス・プリーストリー(吹:保村真)
レストア担当(三代目)
アント卒業後のシーズン17より登場した新たなメカニック。
元F1メカニックのという経歴を持ち、当初はスピンオフ作品である「名車再生!ドリームカー作戦」のメカニックを担当。
- ポール・ブラックリー
アシスタント担当。
シーズン2からエドのアシスタントとして番組に参加し、画面上にはスズキ・SJ410(ジムニー)の回から登場した。
エド一人では難しい作業を手伝ったり、マイクが買ってきた車で自走出来ないものを積載車で運ぶなどの役目を担当していた。
エドの卒業に先駆け、シーズン12を以て番組を卒業した。
- フィル・モートン
アシスタント担当その2。
ポールよりも後に登場。
基本的にはポールと同じ立ち位置にいるが、画面上に二人揃って登場する事はあまり無い。
彼もエド卒業前後から登場していない。
※シーズン15途中より、佐久田氏の病気療養により交代。その後佐久田氏は死去し上田氏が正式に二代目に。
番組の流れ
1.マイクがテーマに沿った中古車を調べ試乗の後に値切り交渉し購入する
2.エドやアントの待つ整備工場へ運ばれ状態確認
3.レストア作業
4.完成車披露からの試乗
5.転売
シーズン4まではレストア作業中にレストア車とは別の同車種に乗るオーナーの元へマイクが訪ねて試乗し、自分達が直している車との比較や方向性の確認を行うコーナーがあった。
また、シーズン初期は完成車の試乗は基本的にはマイク一人だったが、後にエドも同乗するようになった。
主な台詞
マイク
「やあエド、調子はどう?」
「この値段は高すぎる」
「握手を!!」
エド
「また何か問題のあるんじゃないか?」
「自分でやれば○○ポンドの節約になります」