概要
東方Project のキャラクターである十六夜咲夜と霧雨魔理沙の二人がメインとなっているイラストに付けられるタグ。主にこの二人の仲良しイラストや百合イラストに付属されている。
ちなみに発端としては、以下の点が挙げられる。
東方妖々夢では、どちらもプレイヤーキャラクターだったこと
東方紅魔郷 / 東方永夜抄 / 東方花映塚 の各EDで、仲が良かったということ。
(実際EDの内容は、 各ソフトを魔理沙でクリアすることをおすすめします)
(東方永夜抄に関しては、紅魔組でのクリアをおすすめします)
原作での会話
二人が始めて会話を交わしたのは紅魔郷。
紅魔郷
Stage5にて
咲夜 「あー、お掃除が進まない!
お嬢様に怒られるじゃない!!」
咲夜 「また、お掃除の邪魔する~」
魔理沙 「いやはやメイドとは。捕まえるとワシントン条約に引っかかるな」
咲夜 「ああ、魔法使いは生類哀れみの令だあね」
魔理沙 「哀れんでぇ」
咲夜 「で?あなたもこの館に雇われたのかしら?」
魔理沙 「ああ、そうでもいいな」
咲夜 「でも、あんたじゃ掃除も出来そうに無いわね」
魔理沙 「出来ないぜ」
咲夜 「じゃぁ、何係?恋愛係?」
魔理沙 「むしろ営繕係だな」
咲夜 「何だよそれ。小学校でもあるまいし」
魔理沙 「恋愛係は中等部なのか?」
咲夜 「さて、早速仕事に取りかかって貰おうかしら。
言い忘れたけど私は、ここのメイド長の咲夜」
魔理沙 「ってことは、私があなたを倒せばメイド長ってことね」
咲夜 「そういって返り討ちに会った人は
トリウム崩壊系列の数より多いわ」
魔理沙 「あ、結構普通なんだな。そういうことって」
咲夜 「あなたの時間も私のもの・・・古風な魔女に勝ち目は、ない」
EASY
魔理沙 「あー、疲れた」
咲夜 「そろそろ帰ったら?私も仕事あるし」
魔理沙 「そうします」
咲夜 「そう?じゃ」
NORMAL以降
魔理沙 「メイドじゃなくても、メイド長になれるのか?」
咲夜 「なれるわけ無いじゃない」
この時の魔理沙は、何かメイドに憧れでも持っていたのだろうか?
EASYモードでの勝利後の会話では、霊夢に対しては追い出す気に溢れた言葉を言い放つ咲夜だが、魔理沙に対しては若干親切さが見られる。
萃夢想
魔理沙ルートStage2
魔理沙 「暇を潰すなら紅白の所が吉、って言ってたな。
普段から万年大吉だからどうでもいいけど。
まぁ敵の当ても無いし。ちょいと暇でも潰していくか」
咲夜 「あら、黒くて闇夜に目立たないのが居るわ」
魔理沙 「おお?私は慎ましいからな」
咲夜 「神社に何の用?霊夢だったら居ないわよ」
魔理沙 「いつから神社のメイドになったんだ?」
咲夜 「私のご主人様は変わりません」
魔理沙 「まぁ、巫女も神のメイドみたいなもんか」
咲夜 「そうね。でも、今はサボってるっぽいわ。
用が無かったら帰る事ね」
魔理沙 「夜の留守の神社で・・・って、お前、怪しいぜ。凄く」
咲夜 「あら、目の前の慎ましい奴ほどじゃないわ」
魔理沙 「違うのか。何で神社になんかいたんだよ」
咲夜 「宴会場を見に来てただけよ。何か手懸りがあるかと思って。
犯人の見当もつかなかったし・・・」
魔理沙 「まぁ、霊夢は違うと思うけどな。
あいつがこんな回りくどい事するとは思えないし」
咲夜 「あーあ、結局、時間の無駄だったわ」
魔理沙 「なるほど、アリスの言う通り、暇は潰せたかもしれないな」
似た者同士?
咲夜ルート
咲夜 「今日は間違いないわね。
いくら森が暗くても、昼間の方が良いに決まってるわね」
魔理沙 「お?珍しい顔だな」
咲夜 「昨日も珍しい顔だったわ」
魔理沙 「で、その珍しい顔が何だ。私に仕事の依頼か?」
咲夜 「貴方はとうの昔に勘当されたんでしょ?」
魔理沙 「あー?仕事自体は、まだ廃業したつもりは無かったんだがな」
咲夜 「と言っても、こんな処には客も何も来ないわよ。
というか道に迷うじゃない」
魔理沙 「でもお前はここまで迷わずに来たじゃないか。
お前だけ特別とでも言うのか?」
咲夜 「私は特別よ。道に迷う筈がないじゃない」
魔理沙 「で、その珍しい顔の迷わない奴が何だ?」
咲夜 「そうそう、明日の宴会の事なんだけど・・・」
魔理沙 「ああ、死にゃせんよ」
咲夜 「何も言ってないけど・・・もしかして」
魔理沙 「ああ、それはどうかな?」
咲夜 「って、冗談はこれくらいにして」
魔理沙 「明日の宴会の事って、何かあったのか?」
咲夜 「相談しに来たのに、あなたがふざけてるから
話が進まないじゃないの!
元々、魔理沙に相談する事自体間違っていたわ」
魔理沙 「酷いぜ。人を何でも相談係だと思っていたのか?
相談なら別の奴にした方が良いぜ」
咲夜 「怒る所そこかなぁ。まぁ取り合えず、
魔理沙じゃない事だけはわかったわ」
咲夜は特別で、霧雨魔法店への道に迷わない。この部分を咲マリ的思考で解釈すると、咲夜は通い妻(夫?)状態であるとも見て取れる。
花映塚
魔理沙EPISODE5A
魔理沙 「何処まで行っても花だな」
??? 「そうでもないわよ」
咲夜 「森と湖と外は花も避けるのよ」
魔理沙 「外?森はそんな軟弱な植物を受けつけんよ」
咲夜 「貴方は弾を避けきれるのかしら?」
魔理沙 「弾は避けても、花は積極的に当たりに行くさ」
花に避けられた場所に住むもの同士。
or
魔理沙EPISODE6B
魔理沙 「全く行く当てのない犯人捜しはもう飽きたぜ」
??? 「飽きたら、」
咲夜 「お家に帰って寝てればいいじゃないの」
魔理沙 「こんなに花が咲いているのに、おちおち寝てなんかいられるか」
咲夜 「でも、全く犯人も原因も判らないんでしょ?
そんなんでふらふら出歩いても無駄よ」
魔理沙 「そういうお前はなんでふらふら出歩いているんだよ」
咲夜 「だって、犯人も原因も見当が付かないですから」
魔理沙 「こんなふらふらじゃいけないぜ!
今まで行ったことのない様な場所を探そう」
全く掴み所の無い咲夜と、異変解決に若干飽き気味の魔理沙。
咲夜EPISODE6
咲夜 「何処まで行っても花しか無いのね。
これじゃ何が起こっているのか判らないわ」
??? 「どうした?」
魔理沙 「お前も犯人捜しか?」
咲夜 「いや、ただ花が綺麗だったから」
魔理沙 「お前は蜂か」
咲夜 「ただその辺を飛んでいるだけじゃ、目的の場所は見つからないわね」
それにしてもこの咲夜、掴み所が無い。
緋想天&非想天則
咲夜Stage1 燻る緋色
咲夜 「これは一体・・・私の体から何かが抜けていく様に」
魔理沙 「おーいどうした?
料理に使う雨水でも取りに来たのか?」
咲夜 「雨なんて降っていないでしょうに」
魔理沙 「ん?雨なら降ってるぜ?」
咲夜 「あら・・・雨が降ってきたわ」
魔理沙 「そうなんだよ、最近雨続きで困るよな。
本を持ち帰ると湿気るし」
咲夜 「勝手に持っていかないの。
ま、最近天気が悪いのは確かだけど、それより何か感じない?」
魔理沙 「ああ?全く感じないな」
咲夜 「ほら、貴方の体からも・・・」
魔理沙 「とにかく、私はお前には用がないぜ!」
咲夜 「私も貴方には用はないわ」
魔理沙 「じゃあ戦うなよ」
咲夜 「貴方が先に手を出してきたんでしょ?
雨も止んできたし、ちょっと家を留守にしようかしら」
咲夜は本を奪還したのか、見逃したのか・・・
魔理沙vs咲夜、対戦勝利台詞
緋想天 天気がこうだと宴会が出来ないな。
お前の処なら室内だし、そこでやろうぜ。
非想天則 バザーに行くんだって?もう遅いぜ。
既にめぼしい物は殆ど無かったな。
どちらも咲夜涙目。
咲夜vs魔理沙、対戦勝利台詞集
緋想天 森に見た事もない茸が生えてたわね。美味しいのかしら?
非想天則 見た目が不気味な茸の方が美味しかったりするのね。
味は見た目が重要って事ね。
キノコトーク。
二次創作関連
魔理沙が図書館に忍びよった所を見逃す事や逆に、魔法の森に入って薬草を探している咲夜を助けるなど良き友人としての演出が多く見られる。東方妖々夢のプレイヤー同士ということもあって、妖々夢を軸とした小説などでは協力し合う姿も見受けられる。
また人里の実家から出て行ったので距離を置いている魔理沙と、吸血鬼に仕えているという事もあり人間から距離を置いている咲夜といった似た者同士、傷の舐め合い的な設定で共通点を作られる。
カップリング前提の作品では、年相応の魔理沙が年上のお姉ちゃん的存在の咲夜に甘えているというシチュエーションも。魔理沙にしては受け担当に入りやすい点があったり、身長差があるところを活かせれるカップルでもあると言える。