回転ドア
かいてんどあ
元々寒さの厳しいヨーロッパで暖房の空気を逃がさないように作られたもの。国内では、空調効果を高めるため、大型商業施設や超高層ビルで採用されることが多い。また、東京ドームに代表されるエアドームでは、建物内部の気圧のほうが若干高いため、一般的な扉では開いたときに空気漏れするので通常の出入り口は回転ドアを採用している。
2枚ないしは4枚の戸を放射状に設置し、それが円筒形の風除室を回転する様になっている。一般的な扉同様手動式と自動式がある。大型物搬入のために引き戸と組み合わせたものや、非常時に戸を畳み開放するもの、車椅子に配慮したものなどもある。安全のために戸はできる限り軽いほうが望ましい。事実、扉の重さによる慣性と安全装置の不備(死角を広げたことによるもの)により子供が圧死する事故が起きている(平成16年3月26日に起きた六本木ヒルズ森タワー回転ドア事故)
ちなみに回転ドア本場のヨーロッパでは回転ドアは極力軽く造るのが常識となっている。
スーパーマン
クラーク・ジョセフ・ケントという新聞社員がスーパーマンに変身するために途轍もない勢いで廻すものである。おそらく触れたら指の1本や2本…いや腕ごと軽く千切れ飛んでいくであろう勢いである。もし回転ドアの中に他の人がいたら間違いなく生肉ジュース状態になるのではないかと思われる。
(ちなみに、実際にやると回転ドアが間違いなく壊れるのでよい子のみんなは真似するなよ)
ニンジャスレイヤー
作中の多くの風物と同じく、基本的には実際の回転ドアと大差ない(ただし実際のものと比べ、質量の巨大さが強調されている)。
「センサーがついており安全」という謳い文句と、挟まれ事故による死者も含めて。
挟まれ事故については年間100人以上という惨憺たる犠牲者数が作中で明記されており、人間疎外の象徴として描かれている。